塩レモンをつくったらぜひ試してほしいレシピです。塩レモンの風味をまとった鶏肉とじゃがいものおいしさに、手が止まらなくなること間違いなし!料理研究家の荻野恭子さんから、日々役立つ調味料を習いました。
塩レモンでマリネした柔らかな鶏肉もさることながら、その旨味をしっかりと受け止めたじゃがいもがまた美味。
本来は水を一切入れませんが、少量加えてつくりやすくしています。
鶏もも肉 | 1枚 |
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新じゃがいも | 2個 |
玉ねぎ | 1/2個 |
塩レモン | 20〜30g |
塩 | 少々 |
胡椒 | 少々 |
にんにく | 1片分(薄切り) |
イタリアンパセリ | 大さじ2(粗みじん) |
タイムの葉 | 小さじ1/2(生) |
グリーンオリーブの実 | 8粒 |
水 | 1/4カップ |
オリーブオイル | 大さじ3 |
鶏肉は一口大に切り、塩レモン、塩、胡椒をからめる。玉ねぎは薄切り、じゃがいもは皮付きのまま輪切りにする。
タジンまたは鍋に玉ねぎを敷いてにんにくを散らし、じゃがいもを並べる。その上に鶏肉をのせ、イタリアンパセリ、タイム、グリーンオリーブを散らす。
②に水とオリーブオイルを回しかけ、蓋をして弱めの中火にかける。沸いてから20分ほど蒸し煮する。
料理研究家。世界中を旅しながら現地の家庭やレストランで料理を習い、食文化を研究するのがライフワーク。これまでに訪れた国は65ヶ国以上。特に“塩”は長年追いかけ続けているテーマの一つで、近著に『塩ひとつまみ それだけでおいしく』(女子栄養大学出版部)がある。ほかに『手づくり調味料のある暮らし』(暮しの手帖社)など著書多数。自宅で料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」を主宰。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2023春』に掲載したものです。
文:鹿野真砂美 撮影:伊藤徹也