料理を引き立てるバターのレシピ
半熟の黄身とバターがからまりあう"半熟卵ときゅうりの柚子胡椒バター和え"

半熟の黄身とバターがからまりあう"半熟卵ときゅうりの柚子胡椒バター和え"

バターが入ることで、全体がまろやかにまとまります。醤油との相性ももちろんよく、食べごたえのあるサラダのような副菜です。料理を引き立てるバターを使ったレシピを、料理研究家の大庭英子さんに習いました。

“半熟卵ときゅうりの柚子胡椒バター和え”のつくり方

半熟卵は、沸騰したたっぷりの湯に室温にもどした卵を静かに入れ、6分加熱してつくります。ゆで上がったら冷水にとって中までしっかり冷やすのがポイント。

材料材料 (2人分)

半熟ゆで卵3個
きゅうり1本
溶かしバター大さじ2
柚子胡椒小さじ1/3
醤油少々

1ゆで卵をカットする

ゆで卵は殻をむいて縦6等分のくし形に切る。

2きゅうりをカットする

きゅうりはピーラーで皮をむいてそぎ切りにする。

3和える

ボウルに溶かしバター、柚子胡椒、醤油を入れて混ぜ、ゆで卵、きゅうりを加えて全体を和える。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。

※この記事の内容は、『技あり!dancyuバター』に掲載したものです。

技あり!dancyuバター
技あり!dancyuバター
A4変型 判( 112 頁)
ISBN: 9784833478236
2019年12月23日発売 / 880円(税込)

文:中村裕子 撮影:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。