炊き上がったきのこご飯にバターをたっぷり混ぜ込みます。枝豆のグリーンが映え、豆の歯ごたえもポイントになります。料理を引き立てるバターを使ったレシピを、料理研究家の大庭英子さんに習いました。
きのこの旨味と仕上げのバターでだし汁いらず。
バターの力で冷めてもかたくならずに食べられるから、お弁当にもおすすめです。
米 | 2合 |
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水 | 炊飯器2合の目盛り分 |
きのこ | 合わせて正味250g(しめじ、生椎茸など) |
枝豆 | 正味100g(冷凍) |
★ 調味料 | |
・ 酒 | 大さじ2 |
・ 醤油 | 大さじ2 |
・ 塩 | 小さじ1/5 |
バター | 大さじ3 |
米は洗い、ザルにあげて水気をきる。
しめじは根元を少し切り落として食べやすくほぐす。椎茸は石突きを切り、軸のまま縦半分に切ってから、幅1cmに切る。
枝豆は水につけてもどし、さやから出す。
炊飯器に米を入れて水を注ぎ、調味料を加えて混ぜ、きのこ、枝豆をのせて普通に炊く。
炊き上がったら、バターを加えて全体を混ぜて器に盛る。
シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。
※この記事の内容は、『技あり!dancyuバター』に掲載したものです。
文:中村裕子 撮影:原ヒデトシ