料理を引き立てるバターのレシピ
冷めても美味しい"きのこバター炊き込みご飯"

冷めても美味しい"きのこバター炊き込みご飯"

炊き上がったきのこご飯にバターをたっぷり混ぜ込みます。枝豆のグリーンが映え、豆の歯ごたえもポイントになります。料理を引き立てるバターを使ったレシピを、料理研究家の大庭英子さんに習いました。

“きのこバター炊き込みご飯”のつくり方

きのこの旨味と仕上げのバターでだし汁いらず。
バターの力で冷めてもかたくならずに食べられるから、お弁当にもおすすめです。

材料材料 (4~6人分)

2合
炊飯器2合の目盛り分
きのこ合わせて正味250g(しめじ、生椎茸など)
枝豆正味100g(冷凍)
★ 調味料
・ 酒大さじ2
・ 醤油大さじ2
・ 塩小さじ1/5
バター大さじ3

1下ごしらえ

米は洗い、ザルにあげて水気をきる。

2きのこをカットする

しめじは根元を少し切り落として食べやすくほぐす。椎茸は石突きを切り、軸のまま縦半分に切ってから、幅1cmに切る。

3枝豆の下ごしらえ

枝豆は水につけてもどし、さやから出す。

4炊く

炊飯器に米を入れて水を注ぎ、調味料を加えて混ぜ、きのこ、枝豆をのせて普通に炊く。

5仕上げ

炊き上がったら、バターを加えて全体を混ぜて器に盛る。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。

※この記事の内容は、『技あり!dancyuバター』に掲載したものです。

技あり!dancyuバター
技あり!dancyuバター
A4変型 判( 112 頁)
ISBN: 9784833478236
2019年12月23日発売 / 880円(税込)

文:中村裕子 撮影:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。