料理を引き立てるバターのレシピ
歯ざわりを楽しむ"れんこんのバター醤油炒め"

歯ざわりを楽しむ"れんこんのバター醤油炒め"

れんこんは少し厚めに切って炒めると、サクッと小気味のいい歯ざわりに。バターと同量の水を加えて、優しい味わいに仕上げました。料理を引き立てるバターを使ったレシピを、料理研究家の大庭英子さんに習いました。

“れんこんのバター醤油炒め”のつくり方

れんこんは水にさらしてしまうと香りが抜けてしまうので、水で表面のでんぷん質を洗い落とす程度で調理するのがポイント。

材料材料 (2~3人分)

れんこん1節(300g)
バター大さじ2
大さじ2
醤油大さじ1
粗挽き黒胡椒少々

1下ごしらえ

れんこんはピーラーで皮をむいて縦半分に切り、厚さ6~8mmの半月切りにして水でさっと洗い、水気を拭く。

2炒める

フライパンにバターを溶かしてれんこんを入れ、中火で透き通るまで炒める。

3仕上げ

水、醤油を加えて汁気をとばすように炒め合わせ、器に盛って胡椒をふる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。

※この記事の内容は、『技あり!dancyuバター』に掲載したものです。

技あり!dancyuバター
技あり!dancyuバター
A4変型 判( 112 頁)
ISBN: 9784833478236
2019年12月23日発売 / 880円(税込)

文:中村裕子 撮影:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。