れんこんは少し厚めに切って炒めると、サクッと小気味のいい歯ざわりに。バターと同量の水を加えて、優しい味わいに仕上げました。料理を引き立てるバターを使ったレシピを、料理研究家の大庭英子さんに習いました。
れんこんは水にさらしてしまうと香りが抜けてしまうので、水で表面のでんぷん質を洗い落とす程度で調理するのがポイント。
れんこん | 1節(300g) |
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バター | 大さじ2 |
水 | 大さじ2 |
醤油 | 大さじ1 |
粗挽き黒胡椒 | 少々 |
れんこんはピーラーで皮をむいて縦半分に切り、厚さ6~8mmの半月切りにして水でさっと洗い、水気を拭く。
フライパンにバターを溶かしてれんこんを入れ、中火で透き通るまで炒める。
水、醤油を加えて汁気をとばすように炒め合わせ、器に盛って胡椒をふる。
シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。
※この記事の内容は、『技あり!dancyuバター』に掲載したものです。
文:中村裕子 撮影:原ヒデトシ