素朴なアメリカ家庭菓子
甘じょっぱくて美味しい"りんごとチェダーチーズの包み焼き"

甘じょっぱくて美味しい"りんごとチェダーチーズの包み焼き"

チェダーチーズが香るスコーンのような生地で、シナモン風味のりんごをくるくる巻いて焼き上げます。思いのほか、軽い食べ心地です。菓子文化研究家の原亜樹子さんにアメリカで覚えた普段着の焼き菓子を教えてもらいます。

“りんごとチェダーチーズの包み焼き”のつくり方

冷めてから切り分けるときれいに切れます。
その日食べなかった分は1切れずつラップに包んで冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。凍ったまま180℃のオーブンで8分ほど焼くと、おいしさそのまま。

材料材料 (10×18cmの包み焼き1個分)

りんご正味60g
★ 生地
A
 ├ 薄力粉100g
 ├ ベーキングパウダー小さじ1
 ├ 塩ひとつまみ強
 └ グラニュー糖10g
・ バター35g(食塩不使用)
・ チェダーチーズ50g
・ 牛乳50ml
グラニュー糖大さじ1(またはきび砂糖)
薄力粉小さじ3/4
シナモンパウダー小さじ1/3
グラニュー糖小さじ2

1下準備

バターは5mm角に切り、使うまで冷蔵庫に入れておく。牛乳は使うまで冷蔵庫に入れておく。天板にオーブンペーパーを敷く。オーブンを200℃に予熱する。

2りんごをカットする

りんごは皮をむいて芯を除き、3mm角に切る。小さなボウルに入れ、グラニュー糖大さじ1、薄力粉、シナモンパウダーを加えて混ぜる。

りんごをカットする

3生地をつくる

Aを合わせて別のボウルにふるい入れ、バターを加え、こすり合わせながらサラサラにする。

生地をつくる

4チーズと牛乳を加える

チェダーチーズをスライサーで薄くすりおろして③に加え、牛乳を入れる。

チーズと牛乳を加える

5まとめる

カードでざっくりと切り混ぜるようにして、ひとつにまとめる。

まとめる

6麺棒でのばす

ボウルから取り出してラップで挟み、麺棒でのばし、14×20cmの長方形に整える。

麺棒でのばす

7りんごをのせる

⑥の生地の上面のラップを取り、①を縁から2cm残して均一にのせる。スプーンの背や手のひらで押しつけて生地に密着させる。

りんごをのせる

8巻く

ラップを使って短辺からきっちりと巻き、少し平らにし、巻き終わりと両端をしっかり閉じる。巻き終わりを下にして天板にのせる。

巻く

9切り込みを入れる

全体にグラニュー糖小さじ2をまぶしつけ、包丁で空気穴の切り込みを5カ所ほど入れる。

切り込みを入れる

10オーブンで焼く

200℃のオーブンで10分、180℃に下げてさらに20分、底に香ばしい焼き色がつくまで焼く。1時間ほど休ませてから切り分ける。

オーブンで焼く
完成

教える人

原 亜樹子 菓子文化研究家

原 亜樹子 菓子文化研究家

米国高校へ留学・卒業後、東京外国語大学へ進学し、食をテーマに文化人類学を学ぶ。国家公務員として特許庁で勤めた後、菓子文化研究家へ転身。『アメリカ郷土菓子』(パルコ出版)、『シートケーキとレイヤーケーキ』(東京書籍)ほか、アメリカの食に関する著書多数。

四季dancyu 2022秋
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いつもの食卓をちょっと格上げ

A4変型判(120頁)
ISBN:9784833481502
2022年9月12日発売/1,100円(税込)

文:松原京子 写真:木村拓