生クリームとブルーチーズを煮溶かすだけで、濃厚なパスタソースの出来上がり。おいしさが詰まった甘栗とのマッチングは絶妙。食と酒と旅をこよなく愛する文筆家・ツレヅレハナコさんに、ビールに合う季節のおつまみを習いました。
まずは「ビール」!食事のスタートを飾ることの多いビールは、飲み口がすっきりしているので、塩味の軽やかな料理とよく合います。
最近は「クラフトビール」が元気です。クラフトビールとは、小さなビール工房でつくられているビールのことで、クラフト=職人技という意味に由来しています。醸造家の思いやこだわりが反映されていて、その味わいも千差万別。地域特産の柑橘類などフルーツをプラスしたり、原材料や製造方法もさまざまで味と香りのバリエーションが楽しめます。
そんなビール、まずは野菜のおつまみと合わせたい、とハナコさん。油との相性もいいので野菜に油をからめて、焼いたり揚げたりのバリエーションが広がります。エスニック風の味つけにもビールは最適です。
甘栗 | 8個(殻のない市販品) |
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ゴルゴンゾーラチーズ | 30g |
生クリーム | 1カップ |
ペンネ | 160g |
ペンネをゆでる塩 | 大さじ1 |
フライパンに、生クリーム、チーズを入れて弱火にかけて溶かし、とろみがつくまで煮詰める。甘栗は半分に割る。
塩を加えたたっぷりの熱湯でペンネを表示時間通りゆで、①のソースに加える。甘栗も加え、ソースの味をみて塩(分量外)で味を調える。
食と酒と旅をこよなく愛する文筆家。ビール、ワイン、日本酒、焼酎、なんでもこいの筋金入りの呑んべえ。友人たちが集まるホームパーティや、友人宅での持ち寄りパーティでもつまみの腕を振るう。飲みながらササッとつくる即席つまみも絶品。『ツレヅレハナコのお取り寄せ』(立東舎)、『ツレヅレハナコの愛してやまないたまご料理』(サンマーク出版)など著書も多数。
文・構成:中村裕子 撮影:キッチンミノル