少しピリ辛の豆板醬酢醤油をつけて、焼きたてのおいしさをぜひビールとともに召し上がれ!食と酒と旅をこよなく愛する文筆家・ツレヅレハナコさんに、ビールに合う季節のおつまみを習いました。
まずは「ビール」!食事のスタートを飾ることの多いビールは、飲み口がすっきりしているので、塩味の軽やかな料理とよく合います。
最近は「クラフトビール」が元気です。クラフトビールとは、小さなビール工房でつくられているビールのことで、クラフト=職人技という意味に由来しています。醸造家の思いやこだわりが反映されていて、その味わいも千差万別。地域特産の柑橘類などフルーツをプラスしたり、原材料や製造方法もさまざまで味と香りのバリエーションが楽しめます。
そんなビール、まずは野菜のおつまみと合わせたい、とハナコさん。油との相性もいいので野菜に油をからめて、焼いたり揚げたりのバリエーションが広がります。エスニック風の味つけにもビールは最適です。
舞茸 | 1パック |
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ちくわ | 2本 |
にんじん | 1/4本 |
★ 生地 | |
・ 卵 | 1個 |
・ 小麦粉 | 100g |
・ 片栗粉 | 70g |
・ 水 | 1カップ |
・ 塩 | 小さじ1/4 |
胡麻油 | 大さじ2 |
酢 | 適量 |
醤油 | 適量 |
豆板醤 | 適量 |
舞茸はほぐす。ちくわは小口切りにする。にんじんはせん切りにする。
ボウルに生地の材料を入れて泡立て器で混ぜ、なめらかになったら舞茸、ちくわ、にんじんを加えて生地をつくる。
フライパンに胡麻油を中火で熱し、生地を流し入れる。フライパンを回しながらたねを全体にいきわたらせて4~5分焼き、皿をかぶせてひっくり返し、フライパンに戻し入れる。
ヘラで押さえながらさらに3分ほど焼き、鍋肌から胡麻油大さじ1(分量外)を加えて表面をカリッと仕上げる。食べやすい大きさに切り、酢、醤油、豆板醤を添える。
食と酒と旅をこよなく愛する文筆家。ビール、ワイン、日本酒、焼酎、なんでもこいの筋金入りの呑んべえ。友人たちが集まるホームパーティや、友人宅での持ち寄りパーティでもつまみの腕を振るう。飲みながらササッとつくる即席つまみも絶品。『ツレヅレハナコのお取り寄せ』(立東舎)、『ツレヅレハナコの愛してやまないたまご料理』(サンマーク出版)など著書も多数。
文・構成:中村裕子 撮影:キッチンミノル