にんにくの香りと、食材の旨味が調和した、白いご飯が進むおかずです!秋に旬を迎える食材を巧みに使いながら食べごたえのある主菜を料理家の堤 人美さんに教えてもらいました。
塩をふって出てきたぶりの水気はしっかり拭き取る!
このひと手間で臭みが取れ、すっきりした味になります。
小麦粉をまぶして焼くと香ばしくなり調味料もなじみます。
ぶり | 2切れ(200g) |
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塩 | 少々 |
小麦粉 | 少々 |
長ねぎ | 1/2本(約50g) |
エリンギ | 2本(約100g) |
酒 | 大さじ1 |
★ にんにくポン酢 | (混ぜ合わせる) |
・ ポン酢 | 大さじ1 |
・ にんにく | 1/2片分(すりおろす) |
オリーブオイル | 大さじ1 |
バター | 大さじ1 |
ぶりは幅2cmに切り、バットにのせて塩をふり、15分置いて出てきた水分を拭いて小麦粉を薄くまぶす。ねぎは幅2cmに切り、エリンギは長さを半分に切ってから薄切りにする。
フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、ぶりを入れて1分焼き、全体に色が変わってきたらエリンギとねぎを加え、2分間、ぶりを押さえるようにして炒め合わせる。
酒をふり入れてさっと炒め、にんにくポン酢を加えて全体を混ぜ、仕上げにバターを加えて炒め合わせる。
料理家。京都府出身。身近な素材を使い、つくり方がシンプル、そして毎日食べても食べ飽きない料理を数多く提案。書籍や雑誌でレシピを紹介するほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など多岐にわたって活躍中。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022秋』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:竹内章雄