堤人美さんの秋を感じる主菜レシピ
魚介の旨味とバジルの香りが冴える"いかとミックスビーンズの蒸しサラダ"

魚介の旨味とバジルの香りが冴える"いかとミックスビーンズの蒸しサラダ"

魚介の旨味が詰まった、食べごたえ抜群の温かいサラダです。ワインのお供にもお薦めです。秋に旬を迎える食材を巧みに使いながら食べごたえのある主菜を料理家の堤 人美さんに教えてもらいました。

“いかとミックスビーンズの蒸しサラダ”のつくり方

あさりは砂抜きずみのものでも砂が残っている場合があるので、ひたひたの海水程度の塩水に浸して再度砂抜きしてから使うと安心です。

材料材料 (2人分)

するめいか1ぱい(250g)
あさり200g(砂抜きし洗ったもの)
紫玉ねぎ1/4個分(50g)(薄切り、水に5分さらす)
バジル2枝分(葉)
ミックスビーンズ150g(ドライパック)
オリーブオイル大さじ1
白ワイン大さじ2
にんにく1片
ローリエ1枚
★ ドレッシング
・ レモン汁大さじ2
・ オリーブオイル大さじ2
・ 塩小さじ1/4
・ 胡椒適量

1下ごしらえ

あさりは海水程度の塩水に浸して砂抜きする。いかは足と胴に分け、ワタを取り除いて洗う。胴は幅1cm、足は2本ずつ食べやすい長さに切る。にんにくはつぶす。

下ごしらえ

2蒸す

あさりといか、にんにく、ローリエをフライパンに入れ、オリーブオイル、白ワインを回しかける。蓋をして中火にかけ、蒸気が立ったら弱めの中火で3〜4分蒸す。

蒸す

3仕上げ

ドレッシングの材料を大きいボウルに入れて混ぜ、ミックスビーンズ、玉ねぎ、バジルの葉をちぎって入れる。蒸し上がった②を温かいうちに蒸し汁ごと入れてさっくり混ぜる。

仕上げ
完成

教える人

堤 人美 料理家

堤 人美 料理家

料理家。京都府出身。身近な素材を使い、つくり方がシンプル、そして毎日食べても食べ飽きない料理を数多く提案。書籍や雑誌でレシピを紹介するほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など多岐にわたって活躍中。

※この記事の内容は、『四季dancyu 2022秋』に掲載したものです。

四季dancyu 2022秋
四季dancyu 2022秋
いつもの食卓をちょっと格上げ

A4変型判(120頁)
ISBN:9784833481502
2022年9月12日発売/1,100円(税込)

文:中村裕子 写真:竹内章雄

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。