カレイはほろりと崩れる、柔らかな身が美味しい白身魚です。煮つけというと難しい印象があるかもしれませんが、切り身でつくれば簡単なんです!ぜひ試してみてください。料理に深みや香りを与えてくれる万能調味料、醤油。改めてそのおいしさを実感するレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
カレイ | 2切れ(切り身) |
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かぶ | 2個 |
★ 煮汁 | |
・ 水 | 2/3カップ |
・ 酒 | 大さじ3 |
・ みりん | 大さじ2 |
・ 砂糖 | 大さじ2/3 |
・ 醤油 | 大さじ2~3 |
・ 生姜 | 小1片分(せん切り) |
・ 生姜の皮 | 小1片分 |
生姜は皮をむいてせん切りにする。皮はとっておく。
かぶは茎を2cmほど残して葉を切り、皮をむいて縦3等分に切る。葉は長さ3~4cmに切る。
鍋に煮汁の水を入れて煮立ててから残りの材料を加えて煮立て、カレイを入れ、スプーンで煮汁をかける。
表面の色が変わったら落とし蓋をしてさらに蓋をし、弱火で10分ほど煮る。
カレイを鍋の片方に寄せ、あいたところにかぶ、かぶの葉を入れてさらに蓋をして弱火で5~6分煮る。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ