里芋をカリッと焼き上げて、醤油だれをまとわせたおかずにもつまみにもなる一品です。料理に深みや香りを与えてくれる万能調味料、醤油。改めてそのおいしさを実感するレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
里芋 | 大6個 |
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片栗粉 | 適量 |
胡麻油 | 大さじ1 |
★ たれ | (混ぜ合わせる) |
・ みりん | 大さじ2 |
・ 醤油 | 大さじ1と1/2 |
練りがらし | 少々 |
里芋は皮をむく。
沸騰した蒸し器に里芋を並べ、強めの中火で20分ほど、やわらかくなるまで蒸す。
さらしを水で濡らして水気を絞り、里芋1個を包んでつぶしながら形づくる。残りも同様にする。
フライパンに胡麻油を熱し、③に片栗粉をまぶして入れ、強めの中火で両面を色よく焼く。たれを加えてからめ、器に盛って練りがらしをのせる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ