豚の肩ロース肉を使ったやわらかさとしっかりとした味わいを両立させた一品です。料理に深みや香りを与えてくれる万能調味料、醤油。改めてそのおいしさを実感するレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
豚肩ロース肉 | 1本(600g)(塊) |
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サラダ油 | 大さじ1/2 |
★ 煮汁 | |
・ 酒 | 1/3カップ |
・ 水 | 1カップ |
・ 生姜の皮 | 1片分 |
・ 長ねぎ | 1本分(青い部分) |
・ 砂糖 | 大さじ2 |
・ 醤油 | 大さじ4 |
練りがらし | 適量 |
豚肉は室温にもどして縦半分に切り、さらに長さを4等分に切る。
フライパンにサラダ油を熱して豚肉を入れて全体に焼き目をつける。
豚肉を鍋に移し、砂糖、醤油以外の煮汁の材料を加えて中火にかけ、煮立ってきたら蓋をして弱火で20分ほど煮る。
生姜の皮、ねぎを取り出し、中火にして砂糖、醤油を加えて再び煮立ってきたら、蓋をして弱火で20分ほど煮る。器に豚肉を盛り、練りがらしを添える。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ