荻野恭子さんの手づくり調味料レシピ
この一皿で大満足!"XO醤入りスクランブルエッグ"

この一皿で大満足!"XO醤入りスクランブルエッグ"

卵にもXO醤を溶き入れ、さらに追いXO醤をするという旨味に旨味を重ねた一品です。料理研究家の荻野恭子さんから、日々役立つ調味料を習いました。

“XO醤入りスクランブルエッグ”のつくり方

XO醤のコクと味わいがじわーっとなじんだスクランブルエッグに、さらに仕上げのXO醤と香菜を添えて。
簡単につくれてご飯のおかずはもちろん、お酒のつまみにもなる。

材料材料 (2人分)

4個
少々
大さじ1
XO醤大さじ2
香菜1束分(ざく切り)
植物油大さじ3

1卵液をつくる

ボウルに卵を割りほぐし、塩、酒とXO醤の半量を混ぜる。

2炒める

フライパンに植物油を入れて中火にかけ、しっかりと熱くなったら①の卵液を入れる。大きくかき混ぜ、半分固まったところで香菜の半量を加えてざっくりと混ぜ、卵が柔らかい状態で器に盛る。

炒める

3仕上げ

②にXO醤と香菜の残りをのせる。

完成

教える人

料理研究家 荻野恭子

料理研究家 荻野恭子

料理研究家。世界中を旅しながら現地の家庭やレストランで料理を習い、食文化を研究するのがライフワーク。これまでに訪れた国は65カ国以上。特に“塩”は長年追いかけ続けているテーマの一つで、近著に『塩ひとつまみ それだけでおいしく』(女子栄養大学出版部)がある。ほかに『手づくり調味料のある暮らし』(暮しの手帖社)など著書多数。自宅で料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」を主宰。

※この記事の内容は、『四季dancyu 2022秋』に掲載したものです。

四季dancyu 2022秋
四季dancyu 2022秋
いつもの食卓をちょっと格上げ

A4変型判(120頁)
ISBN:9784833481502
2022年9月12日発売/1,100円(税込)

文:鹿野真砂美 撮影:伊藤徹也

鹿野 真砂美

鹿野 真砂美 (ライター)

1969年東京下町生まれ。酒と食を中心に執筆するフリーライター。かつて「dancyu」本誌の編集部にも6年ほど在籍。現在は雑誌のほか、シェフや料理研究家のレシピ本の編集、執筆に携わる。料理は食べることと同じくらい、つくるのも好き。江戸前の海苔漁師だった祖父と料理上手な祖母、小料理屋を営んでいた両親のもと大きく育てられ、今は肉シェフと呼ばれるオットに肥育されながら、まだまだすくすく成長中。