卵にもXO醤を溶き入れ、さらに追いXO醤をするという旨味に旨味を重ねた一品です。料理研究家の荻野恭子さんから、日々役立つ調味料を習いました。
XO醤のコクと味わいがじわーっとなじんだスクランブルエッグに、さらに仕上げのXO醤と香菜を添えて。
簡単につくれてご飯のおかずはもちろん、お酒のつまみにもなる。
卵 | 4個 |
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塩 | 少々 |
酒 | 大さじ1 |
XO醤 | 大さじ2 |
香菜 | 1束分(ざく切り) |
植物油 | 大さじ3 |
ボウルに卵を割りほぐし、塩、酒とXO醤の半量を混ぜる。
フライパンに植物油を入れて中火にかけ、しっかりと熱くなったら①の卵液を入れる。大きくかき混ぜ、半分固まったところで香菜の半量を加えてざっくりと混ぜ、卵が柔らかい状態で器に盛る。
②にXO醤と香菜の残りをのせる。
料理研究家。世界中を旅しながら現地の家庭やレストランで料理を習い、食文化を研究するのがライフワーク。これまでに訪れた国は65カ国以上。特に“塩”は長年追いかけ続けているテーマの一つで、近著に『塩ひとつまみ それだけでおいしく』(女子栄養大学出版部)がある。ほかに『手づくり調味料のある暮らし』(暮しの手帖社)など著書多数。自宅で料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」を主宰。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022秋』に掲載したものです。
文:鹿野真砂美 撮影:伊藤徹也