スパイスを効かせたアチャール(インドのピクルス)のような大根漬けです。渋谷・松濤の人気居酒屋「爛缶(らんぷ)」に、爽やかで軽やかな酸味が効いた絶品つまみを教わりました。
乳酸発酵による酸味と旨味が、山廃の燗酒やスパイシーな赤ワインにドンピシャ!
大根 | 1本 |
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青唐辛子 | 2本(生) |
A | |
・ マスタードシード | 大さじ2 |
・ フェヌグリークシード | 小さじ1 |
・ コリアンダーシード | 小さじ1 |
B | |
・ にんにく | 3片(すりおろす) |
・ 生姜 | 1片(すりおろす) |
オリーブオイル | 大さじ6 |
ターメリック | 小さじ2 |
大根は皮をむいて拍子木切りにし、塩少々(分量外)をふって軽くもむ。水気を拭き、約3時間陰干しにする。
フライパンにAを入れて中火で軽く煎り、香りが立ったら取り出す。
同じフライパンにオリーブオイルと青唐辛子を入れて中火で熱し、ふつふつとしてきたら火を止める。ターメリックを加え、軽く混ぜて粗熱を取る。
①、②、③とBを混ぜ合わせ、清潔な瓶に入れる。蓋をして常温で約1週間置く。
※1週間経ったら、冷蔵庫で半年ほど保存可能。
柿木さんは鹿児島県出身の40歳。渋谷「高太郎」で9年ほどの修業を経て独立。相棒の白石さん(41歳)は原宿「eatrip」の元シェフ。主に柿木さんがサービス、白石さんが料理を担当。
この記事はdancyu2020年9月号に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:本野克佳