人気酒場「爛缶」の酸味を生かした爽快つまみ
ミントの香りで爽やかさアップ!"塩レモントマト"

ミントの香りで爽やかさアップ!"塩レモントマト"

自家製塩レモンがトマトの甘味をより際立たせ、後を引く味わいに仕上がります。渋谷・松濤の人気居酒屋「爛缶(らんぷ)」に、爽やかで軽やかな酸味が効いた絶品つまみを教わりました。

“塩レモントマト”のつくり方

塩レモン効果でトマトがさらに甘く変身。鼻腔を横切るミントの香りで爽やかさがアップする。

塩レモンをつくる

材料材料 (つくりやすい分量)

レモン3個(無農薬)
粗塩適量(レモンの重量の10%)
蜂蜜小さじ2

1レモンをカットする

レモンは皮ごとざく切りにする。

2塩と蜂蜜を加える

清潔な保存容器にレモン、粗塩適量(レモンの重量の10%)、蜂蜜小さじ2を入れてよく混ぜ、蓋をして冷蔵庫に約1ヶ月置いて発酵させる(時々容器ごと振り、中身を均一に混ぜる)。

※冷蔵庫で3ヶ月ほど保存可能。

ミントオイルをつくる

材料材料 (つくりやすい分量)

スペアミントの葉20g
太白胡麻油40g
パセリふた房

1撹拌する

スペアミントの葉、太白胡麻油、パセリをミキサーで撹拌し、ペースト状にする。

2漉す

ザルにキッチンペーパーを敷き、静かに漉す。

※清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で3ヶ月ほど保存可能。

塩レモン
無農薬レモンでつくる塩レモン。穏やかな酸味が蒸し鶏や刺身のカルパッチョの味つけにも向く。清涼感あふれるミントオイルは冷製パスタの仕上げに少量かけるのもお薦め。

塩レモントマトをつくる

材料材料 (2人分)

フルーツトマト6個
塩レモン適量
ミントオイル適量
ミントの葉適宜

1下ごしらえ

フルーツトマトはヘタを取って熱湯に通し、皮をむく。大きければ2~4等分に切る。塩レモンのレモンは薄切りにする。

2和える

ボウルにトマト、塩レモン、ミントオイルを入れてさっと和える。器に盛り、好みでミントの葉をのせる。

完成

教える人

柿木信浩さん(右)、白石貴之さん

柿木信浩さん(右)、白石貴之さん

柿木さんは鹿児島県出身の40歳。渋谷「高太郎」で9年ほどの修業を経て独立。相棒の白石さん(41歳)は原宿「eatrip」の元シェフ。主に柿木さんがサービス、白石さんが料理を担当。

店舗情報店舗情報

爛缶
  • 【住所】東京都渋谷区松濤2‐14‐5
  • 【電話番号】03‐5738‐7019
  • 【営業時間】17:00~22:00(L.O.)土日は14:00~21:00(L.O.)
  • 【定休日】月曜
  • 【アクセス】京王井の頭線「神泉駅」より3分、JRほか「渋谷駅」より10分

この記事はdancyu2020年9月号に掲載したものです。

文:佐々木香織 写真:本野克佳

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。