自家製塩レモンがトマトの甘味をより際立たせ、後を引く味わいに仕上がります。渋谷・松濤の人気居酒屋「爛缶(らんぷ)」に、爽やかで軽やかな酸味が効いた絶品つまみを教わりました。
塩レモン効果でトマトがさらに甘く変身。鼻腔を横切るミントの香りで爽やかさがアップする。
レモン | 3個(無農薬) |
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粗塩 | 適量(レモンの重量の10%) |
蜂蜜 | 小さじ2 |
レモンは皮ごとざく切りにする。
清潔な保存容器にレモン、粗塩適量(レモンの重量の10%)、蜂蜜小さじ2を入れてよく混ぜ、蓋をして冷蔵庫に約1ヶ月置いて発酵させる(時々容器ごと振り、中身を均一に混ぜる)。
※冷蔵庫で3ヶ月ほど保存可能。
スペアミントの葉 | 20g |
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太白胡麻油 | 40g |
パセリ | ふた房 |
スペアミントの葉、太白胡麻油、パセリをミキサーで撹拌し、ペースト状にする。
ザルにキッチンペーパーを敷き、静かに漉す。
※清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で3ヶ月ほど保存可能。
フルーツトマト | 6個 |
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塩レモン | 適量 |
ミントオイル | 適量 |
ミントの葉 | 適宜 |
フルーツトマトはヘタを取って熱湯に通し、皮をむく。大きければ2~4等分に切る。塩レモンのレモンは薄切りにする。
ボウルにトマト、塩レモン、ミントオイルを入れてさっと和える。器に盛り、好みでミントの葉をのせる。
柿木さんは鹿児島県出身の40歳。渋谷「高太郎」で9年ほどの修業を経て独立。相棒の白石さん(41歳)は原宿「eatrip」の元シェフ。主に柿木さんがサービス、白石さんが料理を担当。
この記事はdancyu2020年9月号に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:本野克佳