醤油のおいしさを実感する基本レシピ
だしの旨味も加わった最強丼"マグロのづけ丼"

だしの旨味も加わった最強丼"マグロのづけ丼"

まろやかな漬け汁に漬けたマグロと、熱々のご飯とのコンビは最高!ご飯のおいしさも際立ちます。料理に深みや香りを与えてくれる万能調味料、醤油。改めてそのおいしさを実感するレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“マグロのづけ丼”のつくり方

醤油ベースの漬け汁に漬けること20分。
マグロの水分がほどよく抜けて、旨味がぎゅっと凝縮。だし汁で同割りにした、だし醤油をかけて召し上がれ。

材料材料 (2人分)

マグロ150g(刺身用)
★ 漬け汁
・ 醤油大さじ2
・ みりん大さじ1
・ 酒大さじ1/2
ご飯適量
★ だし醤油
・ 醤油大さじ2
・ だし汁大さじ2
わさび適量(すりおろし)

1漬け汁をつくる

やや大きめのボウルに漬け汁の調味料を入れて混ぜる。

2漬ける

マグロは厚さ8mm~1cmに切って①に入れてからめ、20分ほどおく。

漬ける
醤油だけのストレートだとマグロがしょっぱくなるので、みりんと酒で味をやわらかくした漬け汁を使うのがポイントです。

3仕上げ

丼にご飯を盛ってマグロをのせ、わさびをあしらってだし醤油を全体にかける。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、『料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ』に掲載したものです。

料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ
料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478519
2020年2月29日発売/770円(税込)

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。