素材の風味を生かす塩使いの基本レシピ
チーズと卵、椎茸の旨味が重なった"エッグトースト"

チーズと卵、椎茸の旨味が重なった"エッグトースト"

旨味の濃い食材をたっぷりと使ったトーストです。これ一枚で満足してしまうくらいの食べ応えがあります。おかずとしてはもちろん、ワインのお供にも。食材と塩を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“エッグトースト”のつくり方

塩卵に加えてチーズたっぷりの元気トースト。

材料材料 (2人分)

塩味の半熟卵2個
食パン2枚(6枚切り)
バター大さじ1と1/2
生椎茸3枚
玉ねぎ小1/2個
パセリ2枝
少々
胡椒少々
ピザ用チーズ60g
クラッシュ赤唐辛子少々

1下ごしらえ

食パンにバターを塗る。塩卵は縦4等分のくし形に切る。

2材料をカットする

椎茸は軸を切り落として薄切りにする。玉ねぎは薄切りにする。パセリは手でちぎる。

3食パンに具材をのせる

食パンに椎茸、玉ねぎ、パセリを敷き、卵をのせて塩、胡椒をふり、チーズをのせる。

4焼く

オーブントースターの天板にパンを並べ、8~10分焼き、器に盛って赤唐辛子をふる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ しお』に掲載したものです。

料理のてほどき さしすせそ しお
料理のてほどき さしすせそ しお
塩がなければ始まらない
料理の手ほどき さしすせそ しお
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478212
2019年12月17日発売/770円(税込)

文:中村裕子 写真:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。