ほんのりと塩を効かせた半熟卵は、ちょっとしたおかずにも、ワインのお供にも、お弁当にも役立つので、ぜひつくり置きしてみてください。食材と塩を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
卵のゆで加減はお好みで。冷蔵庫で3~4日保存可能です。
卵 | 6個 |
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★ 塩水 | |
・ 水 | 3カップ |
・ 塩 | 12g(2%) |
鍋にたっぷりの熱湯を沸かして火をやや弱め、スプーンなどにのせた卵を1個ずつ静かに入れる。
全部入れたら中火にして菜箸で静かに混ぜる。こうすると黄身が真ん中にくる。再び煮立ってきたら、火をやや弱めて6~7分ゆでる。
大きめのボウルに氷水をつくり、ゆで卵を取り出して入れ、30分ほど浸けて中まで冷ます。
ゆで卵の殻をむく。
鍋に水、塩を入れて中火にかけて煮立てて塩を溶かし、冷ます。
ゆで卵の水気を拭いて保存瓶に入れ、塩水を注ぐ。蓋をして冷蔵庫で1~2日漬ける。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ しお』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:野口健志