にんにくと香草の香りが立ちのぼる、キリっと冷えた白ワインにぴったりの一品です。おかずとしてはもちろん、ワインのお供にも。食材と塩を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
にんにく風味のオリーブオイルで香ばしく焼きます。調味料は少量の胡椒だけ。
あってよかった、塩ゆで豚!
塩ゆで豚 | 200g |
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にんにく | 1片 |
★ 香草 | |
・ ローズマリー | 2枝 |
・ イタリアンパセリ | 適量 |
オリーブオイル | 大さじ1と1/2 |
胡椒 | 少々 |
チコリ | 4枚(24g) |
トマト | 小1個分(50g)(輪切り) |
塩ゆで豚は厚さ1cmに切る。にんにくは薄切りにする。ローズマリー、イタリアンパセリは長さ5~6cmに切る。
フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかけ、にんにくがカリカリになるまで炒め、にんにくを取り出す。
塩ゆで豚、香草を入れ、中火で豚肉の両面を色よく焼きつけ、胡椒をふって器に盛り、にんにく、チコリ、トマトを添える。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ しお』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:野口健志