海老のピンクがかった赤色と、ブロッコリーの鮮やかな緑色のコントラストが美しい箸休め的な一皿です。塩を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
プリプリの海老とほんのり甘いブロッコリーは定番のベストコンビ。ねぎと生姜で香りづけ。華やかなひと皿は食卓を明るくしてくれます。
むき海老 | 100g |
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片栗粉 | 大さじ1/2 |
ブロッコリー | 200g |
長ねぎ | 1/2本 |
生姜 | 小1/2片 |
サラダ油 | 適量 |
水 | 大さじ3 |
酒 | 大さじ1 |
塩 | 適量 |
胡椒 | 少々 |
海老は背ワタを取り、水で洗って水気を拭く。
ブロッコリーは小房に切り、大きなものは縦半分に切る。ねぎは幅1cmの小口切りにする。生姜は皮をむき、薄切りにしてから5mm四方に切る。
フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、ブロッコリーを入れてさっと炒め、塩少々をふり、水を加えて蓋をして1分ほど蒸しゆでにしてザルにあげる。
海老に片栗粉をまぶす。
フライパンにサラダ油大さじ2/3を足して生姜を入れて弱火で熱して海老、ねぎを加えて炒め、酒をふり、蓋をして1分ほど蒸しゆでにしてブロッコリーを戻し入れ、塩、胡椒各少々で調味して器に盛る。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ しお』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ