シンプルですが、野菜の凝縮した旨味とチーズと玉ねぎ糀の旨味が呼応する、豊かな一皿です。季節ごとの素材をシンプルに調理するのが得意で、料理をすることが大好きな料理研究家の遠藤千恵さんに、気負わずできるレシピを教えてもらいました。
ししとうは鉄のフライパンなどでから焼きを。余計な水分がとんで、ぐっと濃い味わいになります。玉ねぎ糀とチーズも相性がいい組み合わせです。
ししとう | 12本(ヘタを切り落とす) |
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玉ねぎ糀 | 小さじ1 |
パルミジャーノ・レッジャーノ | 適量 |
フライパンにししとうを並べて火にかけ、軽く焦げ目がつくまで中火で焼く。
器に盛り、糀を全体にかけ、パルミジャーノをたっぷりとおろしかける。
「ties」主宰。マクロビオティックを学んだ後に、フレンチシェフのもとで基礎となる技法を学ぶ。各国を旅して多様な食文化に触れながら、現在は神奈川県の自然豊かな土地で親交の深い生産者と近隣の付き合いから手に入る野菜を中心に、昔ながらの手仕事を取り入れた料理をつくっている。情報はインスタグラム(@ties.chie)で発信。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022夏』に掲載したものです。
構成・文:藤井志織 撮影:宮濱祐美子