エシャレットの控えめな辛味と香りがかつおを引き立てます。おなじみのハイボールにレモンサワー、そして人気急上昇中のクラフトジンの炭酸割り。夏のシュワシュワは飲み口も軽く、スカッと暑さを吹き飛ばしてくれます。そんなお酒のつまみになる、夏仕様のシンプルにつくれるレシピを料理研究家の平野由希子さんに習いました。
かつおといえばにんにくや生姜が定番ですが、エシャレットもお薦め。醤油と合わせると甘味も出て、かつおの旨味とぴったり。生臭さも一気に解消。
刺身 | 1サク(かつお) |
---|---|
エシャレット | 1束(6本) |
醤油 | 大さじ2 |
エシャレットは幅5mmの斜め切りにし、醤油をまぶして5分置く。
かつおは幅7mmに切ってボウルに入れ、1を加えて和える。
料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。フレンチをベースに幅広いジャンルの料理を手がける。自称「レモンサワーラバー」で、ワインだけにとどまらずお酒をこよなく愛す。おいしく飲むためにおつまみは必須で、メニューを考えているだけで楽しくて時間も忘れてしまうとか。そのシンプルかつキレのよい味わいは多くの酒飲みをうならせる。書籍、雑誌、広告のレシピ制作や飲食店のプロデュースなどで活躍中。著書も多数。
この記事は『四季dancyu 2022 夏』に掲載したものです。
構成・文:中村裕子 撮影:キッチンミノル