平野由希子さんの酒を美味しくする季節のおつまみ
濃厚な刺し身を楽しむ"かつおのエシャレット醤油和え"

濃厚な刺し身を楽しむ"かつおのエシャレット醤油和え"

エシャレットの控えめな辛味と香りがかつおを引き立てます。おなじみのハイボールにレモンサワー、そして人気急上昇中のクラフトジンの炭酸割り。夏のシュワシュワは飲み口も軽く、スカッと暑さを吹き飛ばしてくれます。そんなお酒のつまみになる、夏仕様のシンプルにつくれるレシピを料理研究家の平野由希子さんに習いました。

かつおのエシャレット醤油和えのつくり方

かつおといえばにんにくや生姜が定番ですが、エシャレットもお薦め。醤油と合わせると甘味も出て、かつおの旨味とぴったり。生臭さも一気に解消。

材料材料 (2人分)

刺身1サク(かつお)
エシャレット1束(6本)
醤油大さじ2

1エシャレットの下準備

エシャレットは幅5mmの斜め切りにし、醤油をまぶして5分置く。

2仕上げる

かつおは幅7mmに切ってボウルに入れ、1を加えて和える。

完成

教える人

平野由希子さん

平野由希子さん

料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。フレンチをベースに幅広いジャンルの料理を手がける。自称「レモンサワーラバー」で、ワインだけにとどまらずお酒をこよなく愛す。おいしく飲むためにおつまみは必須で、メニューを考えているだけで楽しくて時間も忘れてしまうとか。そのシンプルかつキレのよい味わいは多くの酒飲みをうならせる。書籍、雑誌、広告のレシピ制作や飲食店のプロデュースなどで活躍中。著書も多数。

この記事は『四季dancyu 2022 夏』に掲載したものです。

四季dancyu2022夏
四季dancyu2022夏
A4変型判(120頁)
2022年6月8日発売/1,100円(価格)

構成・文:中村裕子 撮影:キッチンミノル

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。