平野由希子さんの酒を美味しくする季節のおつまみ
海苔の香ばしさがたまらない"たっぷり青海苔ちくわの磯辺焼き"

海苔の香ばしさがたまらない"たっぷり青海苔ちくわの磯辺焼き"

衣と後がけのダブルの青海苔使いで磯の香り満載!たくさんつくって、翌日のお弁当のおかずにするのもお薦めです。おなじみのハイボールにレモンサワー、そして人気急上昇中のクラフトジンの炭酸割り。夏のシュワシュワは飲み口も軽く、スカッと暑さを吹き飛ばしてくれます。そんなお酒のつまみになる、夏仕様のシンプルにつくれるレシピを料理研究家の平野由希子さんに習いました。

たっぷり青海苔ちくわの磯辺焼きのつくり方

青海苔を衣に混ぜ込み、さらに仕上げでたっぷりふるからちくわ全体が緑色に。表面をカリカリに焼きつけてクリスピーに仕上げるのがポイントです。

材料材料 (2人分)

ちくわ3本
★ 衣
・ 薄力粉大さじ3
・ 水大さじ3
・ 青海苔小さじ1
サラダ油大さじ2
青海苔適量

1ちくわの下ごしらえ

ちくわは長さを半分に切ってから縦半分に切る。

2混ぜ合わせる

ボウルに衣の材料を入れて混ぜる。

3揚げ焼きにする

フライパンに油を熱し、ちくわに衣をからめながら入れ、中火で焼く。こんがりとしたら返し、カリッとするまで揚げ焼きにする。油をきって器に盛り、青海苔をたっぷりとふる。

揚げ焼きにする
完成

教える人

平野由希子さん

平野由希子さん

料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。フレンチをベースに幅広いジャンルの料理を手がける。自称「レモンサワーラバー」で、ワインだけにとどまらずお酒をこよなく愛す。おいしく飲むためにおつまみは必須で、メニューを考えているだけで楽しくて時間も忘れてしまうとか。そのシンプルかつキレのよい味わいは多くの酒飲みをうならせる。書籍、雑誌、広告のレシピ制作や飲食店のプロデュースなどで活躍中。著書も多数。

この記事は『四季dancyu 2022 夏』に掲載したものです。

四季dancyu2022夏
四季dancyu2022夏
A4変型判(120頁)
2022年6月8日発売/1,100円(価格)

構成・文:中村裕子 撮影:キッチンミノル

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。