新定番ポークカレー
深いコクと旨味が魅力の"新玉ねぎ×揚げ玉ねぎカレー"

深いコクと旨味が魅力の"新玉ねぎ×揚げ玉ねぎカレー"

オニオンフライが深味をプラス。幾層もの玉ねぎの甘味にノックアウトすること間違いなし!いつものルウと材料で、家カレーを数段グレードアップさせるレシピを料理研究家の上田淳子さんに教わりました。

“新玉ねぎ×揚げ玉ねぎカレー”のつくり方

「カレーは思った以上に野菜がたくさん食べられるんです」と上田さん。普通の玉ねぎは香ばしいオニオンフライに、新玉ねぎは半割りにして食感と甘さを楽しむ。白ワインの酸味のバランスもGOOD!

材料材料 (4人分)

豚肩ロース肉400g(塊)
玉ねぎ2個
新玉ねぎ小4個(ない場合は大2個)
にんにく3片
揚げ油適量
サラダ油大さじ1
白ワイン1カップ
カレールウ約80g
カレー粉小さじ2
クミンシード小さじ1
適量
胡椒適量
ご飯適量

1下ごしらえ

豚肉は2.5cm程度の角切りにし、塩小さじ1/2、胡椒をすり込んでおく。玉ねぎは薄切り、新玉ねぎは1/2または1/4の大きさに切る。にんにくは半分に切って芽を取り、薄切りにする。

2オニオンフライをつくる

鍋に揚げ油を入れて中火にかけ、温度が上がったら玉ねぎを広げるように加える。一度に1/4量程度がベスト。箸で混ぜながら、全体にきつね色の揚げ色がつくまで揚げる(この時点で、少ししんなりしている状態。カリカリまで揚げると、余熱で火が入りすぎ、苦くなる)。しっかり油をきって、ペーパーを敷いたバットに広げておく。

3具材を炒め、煮る

鍋にサラダ油をひき、にんにく、クミンシ ードを加えさっと炒める。1の豚肉を加え全面にこんがり焼き色をつける(焼き色は旨味のため。中まで火を通す必要はない)。火を止めてカレー粉を加えて全体にからめ、いったん、肉を取り出しておく。同じ鍋に白ワインを加え、1/3量になるまで煮詰めてから肉を戻し、水800ml(分量外)、2の半量を入れ中火にかける。沸いたらアクを取って火を弱め、蓋をずらしてのせて10分煮る。さらに新玉ねぎを入れ、15分ほど煮る。

4ルウを加える

いったん、火を止めてカレールウを割り入れ、ルウが溶けたら全体を混ぜる。再度弱火にかけ5分ほど混ぜながら煮て、塩、胡椒で味をととのえる。

5盛り付ける

ご飯とともにカレーを盛りつけ、残りのオニオンフライを散らす。

完成

教える人

上田淳子 料理研究家

上田淳子 料理研究家

神戸市生まれ。スイス、フランスのホテル、レストラン、シャルキュトリーなどで研鑽を積む。帰国後はパティシエを経て料理教室を主宰するほか、テレビや雑誌で活躍。双子の子育て経験を生かした食育、家庭料理からフランス料理まで、レシピは幅広い。『かんたん仕込みですぐごはん』(世界文化社)など著書多数。

※この記事は『技あり!dancyu カレー』に掲載したものです。

技あり!dancyuカレー
技あり!dancyuカレー
A4変型 判( 96 頁)
2018年03月28日発売 / 880円(税込)

文:瀬川 慧 写真:宗田育子

瀬川 慧

瀬川 慧 (ライター)

得意分野は料理、ワイン、食文化、旅、歴史など。単行本の企画、編集、執筆に『日本料理 銀座小十』(世界文化社)、『野﨑洋光の野菜料理帳』『里山に生きる「土樂」の食と暮らし』『懐石小室に教わる 一生ものの和のおかず』(家の光協会)、『和食神髄 小室光博』、『「すし」神髄 杉田孝明』(プレジデント社)などがある。