皮がパリッと、海老がプリッと。巻くだけでいい簡単春巻き。京都の老舗中華料理店からキャリアをスタートした料理家・今井亮さんの、酒が進んで困るつまみをご紹介します。
ミニサイズで食べやすく、見た目もかわいい。何もつけずにそのままでおいしいが、足りないようなら塩を少々。ビールと合わせても、紹興酒を炭酸水で割ったドラゴンハイボールと合わせるのもお薦め。
海老 | 80g |
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片栗粉 | 小さじ1 |
酒 | 小さじ1 |
胡麻油 | 小さじ1/2 |
塩 | 小さじ1/4 |
春巻きの皮 | 2枚 |
青じそ | 1枚 |
揚げ油 | 適量 |
水溶き小麦粉 | 適量 |
海老は背ワタを取り、片栗粉適量(分量外)でもんでからよく洗って水気を拭き、幅1cmに切る。ボウルに入れて酒 、胡麻油、塩と混ぜ、最後に片栗粉を加えて混ぜる。
春巻きの皮はそれぞれ斜め2等分(三角形)に切る。長い辺を下にして置き、手前に青じそと、海老1/4量をのせて巻いたら、水溶き小麦粉(水1:小麦粉1)で留める。これを4本つくる。
170℃の揚げ油で表面がカリッと濃いきつね色になるまで揚げる。
京都府丹後市の日本海に面した海辺の町生まれ。高校を卒業後、京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。東京のフードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。枠を決めることなく、アイデアに満ちあふれるメニューを日々創り出す。テレビ、雑誌など多方面で活躍中。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。
取材:田中鮎美 撮影:神林 環