表面は香ばしくカリカリ、中はしっとりソフト、2種の食感が面白い。ほんのり酸味が効いたねぎダレが、麺の味を引き立ててくれる。焼きそば麺をアレンジした、日々のおかずに、お弁当にと使えるレシピを料理家のきじまりゅうたさんに教えてもらいました。
卵でおおって麺をまとめたアイデアチヂミ。ねぎダレの胡麻がプチプチ弾けて、シンプルだけど美味。
焼きそば麺 | 1玉(蒸し) |
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〈卵液〉 | |
・ 卵 | 1個 |
・ 塩 | 小さじ1/4 |
・ 粗挽き黒胡椒 | 少々 |
〈ねぎダレ〉 | |
・ 小ねぎ | 5本 |
・ 醤油 | 小さじ3 |
・ 酢 | 小さじ2 |
・ 白煎り胡麻 | 小さじ2 |
・ 砂糖 | 小さじ1 |
胡麻油 | 大さじ1 |
卵を溶いて調味料を混ぜ、卵液をつくる。
ねぎは小口切りにして、残りのタレの材料と合わせて混ぜる。
麺を塊のまま6等分に切る。
フライパンに胡麻油を入れて中火にかけ、麺に卵液をからめて並べる。焼き色がついたら返し、両面を香ばしく焼いて器に盛り、ねぎダレをかける。
祖母は村上昭子、母は杵島直美。多彩な家庭料理を肌で学びながら育つ。趣味はサーフィンと音楽鑑賞。きじまさんにとっての缶詰は、「料理するモチベーションがイマイチのときに助けてくれる存在」。『お昼ごはんのめんレシピ!』など著書多数。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 焼きそば100レシピ」に掲載したものです。
取材:中村裕子 撮影:宗田育子