焼酎が進む豆皿つまみ
栗のようにほっくりする"枝豆蒸し焼き"
枝豆 枝豆

栗のようにほっくりする"枝豆蒸し焼き"

蒸し焼きにしてから煎りつける。いつもの枝豆が香ばしくてほっくり旨い最高のアテに一変します。常備しておいて気が向いたら一杯、なんてときにぴったり!365日でも飽きない焼酎に合うおつまみを「赤坂まるしげ」店主に習いました。

“枝豆蒸し焼き”のつくり方

ゆでた枝豆よりも味わいが濃く、栗のようにほっこりした食感。シンプルな塩味で食べる手が止まらない!冷めてもおいしい。柔らかな香ばしさをもつ「赤鹿毛」が相性抜群。

おいしく飲むコツ!〈お薦め:麦焼酎の水割りと〉
少量の水で蒸し焼きにすることで味が凝縮。さらに皮を焦がしつけることで香ばしくもなる。最終的にから煎りをする状態になるので、鉄のフライパンを使いたい。

材料材料 (つくりやすい分量)

枝豆1袋
30g

1下準備

枝豆を洗い、水をきって、ボウルに入れる。塩をふってまんべんなく混ぜ、30分置く。塩をさっと洗い流す。

下準備

2蒸し焼きにする

フライパンに1、水60mlを入れて強火にかけ、蓋をして5分蒸し焼きにする。

3煎る

蓋をはずし、枝豆の縁が少し焦げるまでよく煎りつける。鍋を振って何度か天地を返し、表面がからからに乾いてきたら、塩(分量外)をふって完成。

煎る
完成

教える人

小久保茂紀さん「赤坂まるしげ」店主

和食店、居酒屋店にて修業を積み、2000年に27歳で今の店を開店。自らの足で訪ね歩いた蔵元の酒、食材をベースに多種多彩なメニューを置く。料理が安価で比較的小さめのポーションなのは、「あれこれ注文して楽しんでほしい」という心意気。

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。

dancyu定番シリーズ豆皿つまみと小鍋つまみ
dancyu定番シリーズ豆皿つまみと小鍋つまみ
A4変型判(120頁)
2022年12月16日発売 880円(税込み)

取材:安井洋子 撮影:鈴木泰介

安井 洋子

安井 洋子

九十九里生まれ。東京に住んでみたけれど、海が恋しくなって葉山に移住。雑誌やウェブに食まわりの記事を執筆する。息抜きは、ナチュラルワイン好きの聖地・鎌倉でのひとり飲み。