カリフラワーの甘味がじんわりと染みわたる、滋味深いスープです。手軽でライトなボリュームながら、存在感際立つ副菜のレシピを料理研究家の大庭英子さんに教わりました。
じゃがいもを加えてとろみづけ。あったかとろとろは体を芯から温めてくれます。
カリフラワー | 正味120g |
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じゃがいも | 小1個 |
玉ねぎ | 小1/4個分(薄切り) |
バター | 大さじ1 |
水 | 2/3カップ |
牛乳 | 1カップ |
塩 | 小さじ1/3 |
胡椒 | 少々 |
カリフラワー | 少々(飾り用)(薄切り) |
カリフラワーは厚さ5mmに切る。じゃがいもは皮をむいて縦半分に切り、厚さ5mmに切って水に5分ほどさらして水気を拭く。
鍋にバターを溶かして玉ねぎを入れ、弱めの中火でしんなりするまで炒め、カリフラワー、じゃがいもを加えて炒める。水を加え、煮立ってきたら蓋をして弱火で10分ほど煮、火を止めて粗熱を取る。
フードプロセッサーでピューレ状にして鍋に戻し、塩、胡椒、牛乳を加え、中火で煮、器に盛って飾り用のカリフラワーをのせる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、四季dancyu「冬のレシピ」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ