忙しい時の強い味方「のっけパン」レシピ
ジューシーな美味しさの"なすトースト"

ジューシーな美味しさの"なすトースト"

レンジ蒸しにしたなすは、柔らかくてジューシー。手で裂いて熱いうちに調味料で和えると味がよくなじむ。なす2本をペロリと食べられるのが魅力。パンを焼いて上にのっければ立派なごちそうの出来上がり。「なるほど、この手があったか!」と感じるレシピを料理家の飛田和緒さんに教えてもらいました。

“なすトースト”のつくり方

なすは2本くらいならレンジ蒸しにするのが手軽。からしマヨネーズで和えてもおいしい。

おいしさのコツ!
なすも加熱すると甘くなっておいしくなるけれど、味がぼけがち。塩気をしっかりときかせ、さらに粒マスタードで酸味を加えると味が締まる。

材料材料 (1人分)

食パン1枚(6枚切りまたは8枚切り)
なす2本(小)
2つまみ
ナンプラー少々
粒マスタード小さじ1/2
胡麻油小さじ1/2
バター適量

1なすを加熱する

なすは皮をピーラーでむき、1本ずつラップで包み、電子レンジ(500W)で約2分加熱する。ラップのまま冷水につけ、粗熱が取れたらラップをはずし、縦6~8等分に裂く。

2調味料で合える

1 をボウルに入れ、塩、ナンプラー、マスタード、胡麻油を加えて和える。

3パンにのせる

パンをオーブントースターで焼き、バターを塗って2をのせる。

完成

教える人

飛田和緒さん 料理家

東京で生まれたのち、高校時代を長野で過ごす。現在は海辺の街に夫、娘と暮らす。家にあるものを組み合わせてちゃんとおいしい、無理のないレシピが人気。保存食にも造詣が深い。近著に『仕込んで、使って、一年中楽しめる みその本』『塩、しょうゆ、みそで飛田式おかず』など。

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ」に掲載したものです。

dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ
dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ
A4変型判(120頁)
2022年11月30日発売 880円(税込み)

文:松原京子 写真:鈴木泰介

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。