レンジ蒸しにしたなすは、柔らかくてジューシー。手で裂いて熱いうちに調味料で和えると味がよくなじむ。なす2本をペロリと食べられるのが魅力。パンを焼いて上にのっければ立派なごちそうの出来上がり。「なるほど、この手があったか!」と感じるレシピを料理家の飛田和緒さんに教えてもらいました。
なすは2本くらいならレンジ蒸しにするのが手軽。からしマヨネーズで和えてもおいしい。
食パン | 1枚(6枚切りまたは8枚切り) |
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なす | 2本(小) |
塩 | 2つまみ |
ナンプラー | 少々 |
粒マスタード | 小さじ1/2 |
胡麻油 | 小さじ1/2 |
バター | 適量 |
なすは皮をピーラーでむき、1本ずつラップで包み、電子レンジ(500W)で約2分加熱する。ラップのまま冷水につけ、粗熱が取れたらラップをはずし、縦6~8等分に裂く。
1 をボウルに入れ、塩、ナンプラー、マスタード、胡麻油を加えて和える。
パンをオーブントースターで焼き、バターを塗って2をのせる。
東京で生まれたのち、高校時代を長野で過ごす。現在は海辺の街に夫、娘と暮らす。家にあるものを組み合わせてちゃんとおいしい、無理のないレシピが人気。保存食にも造詣が深い。近著に『仕込んで、使って、一年中楽しめる みその本』『塩、しょうゆ、みそで飛田式おかず』など。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ」に掲載したものです。
文:松原京子 写真:鈴木泰介