加熱してとろけたアボカドとモッツァレラチーズと、塩気のあるアンチョビが相性抜群。ボリューム感もあり、ピクルスの酸味も相まって、白ワインとよく合います。仕上げに胡椒もきかせたいパンを焼いて上にのっければ立派なごちそうの出来上がり。「なるほど、この手があったか!」と感じるレシピを料理家の飛田和緒さんに教えてもらいました。
アボカドは時間が経つと変色してしまうので、焼く直前に切ること。もしくは、レモン汁をふっておく。
食パン | 1枚(6枚切りまたは8枚切り) |
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アボカド | 1/2個 |
モッツァレラチーズ | 1/2個 |
アンチョビ | 2枚 |
きゅうりのピクルス | 小1本 |
粗挽き黒胡椒 | 適量 |
アボカドは種と皮を除いて薄切りにする。モッツァレラチーズは食べやすい大きさにちぎる。ピクルスは縦薄切りにする。
パンに1をのせ、アンチョビをちぎって散らす。
オーブントースターでチーズが溶けるまで焼き、胡椒をふる。
東京で生まれたのち、高校時代を長野で過ごす。現在は海辺の街に夫、娘と暮らす。家にあるものを組み合わせてちゃんとおいしい、無理のないレシピが人気。保存食にも造詣が深い。近著に『仕込んで、使って、一年中楽しめる みその本』『塩、しょうゆ、みそで飛田式おかず』など。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ」に掲載したものです。
文:松原京子 写真:鈴木泰介