飛田さんのつくるポテサラは、きゅうりを使わずピーマンを入れるのが定番。そんなポテサラをパンにたっぷりのっけて焼くと、ピーマンの青味がいいアクセントに。パンを焼いて上にのっければ立派なごちそうの出来上がり。「なるほど、この手があったか!」と感じるレシピを料理家の飛田和緒さんに教えてもらいました。
トーストパンに自家製ポテサラをのせるだけでも十分おいしいけれど、焼いたポテサラはもっとイケる!冷蔵庫に残っているポテサラでやってみるのもよし。
パン | 1枚(6枚切りまたは8枚切り) |
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じゃがいも | 1個 |
〈じゃがいもの下味用〉 | |
・ 塩 | 小さじ1/4 |
・ 酢 | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1 |
紫玉ねぎ | 少々(細切り) |
ピーマン | 1/2個分(細切り) |
ハム | 1枚分(細切り) |
マヨネーズ | 大さじ1強 |
パン粉 | 少々 |
じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、水からゆでる。柔らかくなったらゆで汁を捨て、火にかけて粉吹きいもにする。
ボウルに移し、塩、酢、砂糖を混ぜ合わせて加え、じゃがいもをつぶす。冷めきらないうちに玉ねぎを加えて混ぜ、粗熱を取る。
ピーマン、ハム、マヨネーズを加えて混ぜ合わせる。
パンに3をのせ、パン粉をふり、オーブントースターで焼く。
東京で生まれたのち、高校時代を長野で過ごす。現在は海辺の街に夫、娘と暮らす。家にあるものを組み合わせてちゃんとおいしい、無理のないレシピが人気。保存食にも造詣が深い。近著に『仕込んで、使って、一年中楽しめる みその本』『塩、しょうゆ、みそで飛田式おかず』など。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ」に掲載したものです。
文:松原京子 写真:鈴木泰介