忙しい時の強い味方「のっけパン」レシピ
ピーマンがアクセントの"ポテサラトースト"

ピーマンがアクセントの"ポテサラトースト"

飛田さんのつくるポテサラは、きゅうりを使わずピーマンを入れるのが定番。そんなポテサラをパンにたっぷりのっけて焼くと、ピーマンの青味がいいアクセントに。パンを焼いて上にのっければ立派なごちそうの出来上がり。「なるほど、この手があったか!」と感じるレシピを料理家の飛田和緒さんに教えてもらいました。

“ポテサラトースト”のつくり方

トーストパンに自家製ポテサラをのせるだけでも十分おいしいけれど、焼いたポテサラはもっとイケる!冷蔵庫に残っているポテサラでやってみるのもよし。

おいしさのコツ!
具をのせてから焼くピザトースト系は、仕上げにチーズをのせてとろりとさせる、パン粉をふってカリッとさせる、粗挽き黒胡椒でガリッとさせるなど、食感の工夫をするといい。

材料材料 (1人分)

パン1枚(6枚切りまたは8枚切り)
じゃがいも1個
〈じゃがいもの下味用〉
・ 塩小さじ1/4
・ 酢大さじ1
砂糖大さじ1
紫玉ねぎ少々(細切り)
ピーマン1/2個分(細切り)
ハム1枚分(細切り)
マヨネーズ大さじ1強
パン粉少々

1じゃはいもをゆでる

じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、水からゆでる。柔らかくなったらゆで汁を捨て、火にかけて粉吹きいもにする。

2じゃがいもをつぶす

ボウルに移し、塩、酢、砂糖を混ぜ合わせて加え、じゃがいもをつぶす。冷めきらないうちに玉ねぎを加えて混ぜ、粗熱を取る。

3具材をまぜる

ピーマン、ハム、マヨネーズを加えて混ぜ合わせる。

4仕上げ

パンに3をのせ、パン粉をふり、オーブントースターで焼く。

完成

教える人

飛田和緒さん 料理家

東京で生まれたのち、高校時代を長野で過ごす。現在は海辺の街に夫、娘と暮らす。家にあるものを組み合わせてちゃんとおいしい、無理のないレシピが人気。保存食にも造詣が深い。近著に『仕込んで、使って、一年中楽しめる みその本』『塩、しょうゆ、みそで飛田式おかず』など。

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ」に掲載したものです。

dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ
dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ
A4変型判(120頁)
2022年11月30日発売 880円(税込み)

文:松原京子 写真:鈴木泰介

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。