「ル ジャングレ」の豆皿つまみ
まろやかな旨味が広がる"麻婆白子春巻き"

まろやかな旨味が広がる"麻婆白子春巻き"

ピリ辛の麻婆挽き肉を、白子と一緒に春巻きに。麻婆挽き肉の辛みと、熱で溶けた白子のまろやかな味わいに、お酒が進みます!柔軟な発想を持った東京・飯田橋にある酒場「ル ジャングレ」の有澤貴司シェフらしい、ユニークな組み合わせの豆皿つまみレシピです。

麻婆白子春巻きのつくり方

サクッとした皮の中からたっぷり入った白子がとろりと出てくる。しっかり巻けば、爆発する心配もなし!

おいしく飲むコツ
揚げ物にはビール。白子のとろりとした口当たりにもビールがよく合う。

材料材料 (つくりやすい分量)

A
・ 豚ひき肉100g
・ 豆板醤小さじ1
・ ニンニク3g(みじん切り)
・ しょうが3g(すりおろし)
・ 薄口醤油小さじ1
・ 塩ひとつまみ
100ml
水溶き片栗粉大さじ1(水、片栗粉 各大さじ1/2)
春巻きの皮1枚
白子40g
麻婆の具20g
揚げ油適量

1麻婆の具をつくる

Aをフライパンで中火で炒める。火が通ったら水を入れて少し煮て、水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。粗熱が取れたらタッパーなどに入れて冷蔵庫で冷やす。

2巻く

春巻きの皮を広げ、手前1/3くらいの位置に麻婆の具、白子の順にのせてしっかりと巻く。巻き終わりを楊枝か竹串で止める。あるいは水溶き片栗粉などで留める。

巻く

3揚げる

揚げ油を180度に熱し、揚げ色がつくまで3分ほど揚げる。

揚げる
完成

教える人

有澤 貴司 「ル ジャングレ」オーナーシェフ

有澤 貴司 「ル ジャングレ」オーナーシェフ

ホテルのフレンチや、東京・西麻布にあるフレンチレストラン「OHARA ET CIE」などを経て、27歳のときに学芸大学で「ワイン酒場booze」を開店し大繁盛店に。その後、2016年に飯田橋に場所を移し、ナチュラルワインと日本酒が充実した「ル ジャングレ」を開店。ジャンルレスの料理と心地よい空間に、多くの人が魅了されている。

外観
「飯田橋駅」A4出口から出て、小道を曲がると見えてくるグリーンが目印。2022年4月に改装し、カフェも併設するように。
内観
全25席(カウンター8席)。カード可。禁煙。生ビール680円、日本酒は半合500円~、グラスワイン900円~、ボトルワイン5500円~。店内にはウォークインのワインセラーがあり、ナチュラルワイン中心。

店舗情報店舗情報

ル ジャングレ
  • 【住所】東京都千代田区飯田橋4-7-4
  • 【電話番号】03-6261-6233
  • 【営業時間】18:00~22:30(L.O.)
  • 【定休日】日曜 月曜
  • 【アクセス】東京メトロほか「飯田橋駅」から2分

文:浅妻千映子 撮影:竹之内 祐幸

浅妻 千映子

浅妻 千映子 (食ライター)

大学卒業後、3年間のゼネコン勤務ののち、ライターに。雑誌やweb等で活躍。料理研究家としてレシピ開発も。著書に『江戸前握り』『パティシエ世界一』(光文社新書)など、レシピ本に『浅妻千映子キッチン』(ぴあ)、『ほめられレシピ』(主婦と生活社)がある。『東京最高のレストラン』(ぴあ)の審査員。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。