季節の「引き算」料理
締めにもつまみにもなる"味噌焼きおむすび"

締めにもつまみにもなる"味噌焼きおむすび"

カリッと香ばしい表面はおこげご飯と味噌を段階に分けて丁寧に焼き上げ、なんともいえない味噌の風味が漂います。中は言うまでもなく、ほろりと美味しい焼きおむすびです。塩味をつくる塩、醤油、味噌の3つを軸に、余分な調味料を省いた「これで決まり」の引き算料理を料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“味噌焼きおむすび”のつくり方

表面はカリッと香ばしく、中はほろりが焼きおむすびの基本。握ってからすぐ焼かないのが、くずれないポイント。

材料材料 (2人分)

温かいご飯300g
★ 甘味噌
・ 味噌60g
・ みりん大さじ3
・ 砂糖大さじ2
小ねぎ少々(小口切り)
七味唐辛子少々

1ご飯の表面を乾燥させる

ご飯を6等分にして丸く薄い太鼓形にむすび、バットに並べて、途中裏に返して、表面を乾燥させる。

ご飯の表面を乾燥させる
ご飯が温かいままで焼いてしまうとポロッとくずれてしまうこともあるので、バットにのせて30分ほどおき、表面の水分をとばしてから焼きます。

2甘味噌をつくる

小鍋に味噌を入れてみりん、砂糖を入れて混ぜ、弱火で汁気をとばしながら練り合わせる。

3焼く

ガス台のグリルにおむすびを並べて5~6分焼き、表面に甘味噌を塗り、味噌の表面に少し焼き目がつくまでさらに焼いて器に盛り、小ねぎ、七味唐辛子をふる。

完成
味噌が焦げすぎないように、おむすびの表面をある程度焼いてから味噌を塗り、香ばしく仕上げるのもポイント!あたりになんともいえない香りが漂います。

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、四季dancyu 「秋のレシピ」に掲載したものです。

四季dancyu 秋のレシピ
四季dancyu 秋のレシピ
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833480536
2021年09月13日発売/1,100円(税込)

文:中村裕子 写真:竹内章雄

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。