厚い豚肉をじっくり焼く。“焼きすぎ”くらいまでしっかり中まで火を通すことで、肉の断面に繊維が浮かび上がり、魔法のたれがよくからむ!柔軟な発想を持った東京・飯田橋にある酒場「ル ジャングレ」の有澤貴司シェフらしい、ユニークな組み合わせの豆皿つまみレシピです。
しっかり焼いた肉の食感がたまらなく旨い。表面だけでなく、断面にもしっかりたれがからんで、リッチな生姜焼きのような味わい。豆皿ながらに満足感のある一品。
豚ヒレ肉 | 40g |
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魔法のたれ | 20g |
塩 | 少々 |
小麦粉 | 少々 |
油 | 大さじ1 |
生姜 | 3g |
ポテトサラダ | 適量 |
豚肉に塩をし、全体に小麦粉をまぶす。
フライパンに油を熱し、1を焼く。中火でしっかり中まで火を通す。焼き上がったら食べやすい大きさに切り、ポテトサラダとともに器に盛る。
フライパンの余分な油を捨て、たれと生姜を入れて中火にかける。
たれが軽く煮詰まったら肉の上にかける。
ホテルのフレンチや、東京・西麻布にあるフレンチレストラン「OHARA ET CIE」などを経て、27歳のときに学芸大学で「ワイン酒場booze」を開店し大繁盛店に。その後、2016年に飯田橋に場所を移し、ナチュラルワインと日本酒が充実した「ル ジャングレ」を開店。ジャンルレスの料理と心地よい空間に、多くの人が魅了されている。
文:浅妻千映子 撮影:竹之内 祐幸