「ブリコラージュ ブレッド&カンパニー」のサンドとタルティーヌ
ナッツが効いた"アボカドトースト"

ナッツが効いた"アボカドトースト"

なめらかなアボカドに、粗く砕いたナッツ類をたっぷり使った、エスニック風味のデュカをのせます。食感のバランスが最高です!東京・六本木にある人気パン屋「ブリコラージュ ブレッド&カンパニー」の人気サンドのレシピを大公開。休日に、ワインを添えて食べたくなる、目にも美味しいレシピをご紹介します。

“アボカドトースト”のつくり方

ふんわりした農民パンを使うことで、アボカドとの一体感が増します。一方で、全く違うカリカリした硬い食感のデュカが映える。残ったデュカは、肉料理や魚料理にかけても、パスタやピザにかけても美味。

おいしさのコツ!
食感のコントラストがつくよう、デュカのナッツは叩き過ぎず、荒めに砕くのがお薦め。ナッツやスパイスは、好みのものに変えて楽しむこともできる。

材料材料 (2枚分)

農民パン2枚(厚さ2cm)
豆腐サワークリーム20g
アボカド1/2個
オリーブオイル10g
ハチミツ10g
★ デュカ30g(つくりやすい分量)
・ アーモンド25g
・ カシューナッツ25g
・ くるみ25g
・ かぼちゃの種15g
・ コリアンダーシード25g
・ クミン25g(ホール)
・ 塩15g
燻製パプリカパウダー少々(パプリカパウダーで代用可)
レモンの皮適量(すりおろし)

1デュカをつくる

アーモンド、カシューナッツ、くるみ、カボチャの種をフライパンに入れて火にかける。油がにじんできたら火を止め、皿などに移して冷ます。密閉できるビニール袋に入れ、麺棒で大きめに砕く(ゴロゴロした感じが残っていい)。コリアンダーシードをフードプロセッサーで軽く粉砕する。先ほどの袋に、粉砕したコリアンダーシード、クミンホール、塩を入れて、全体が均一になるよう混ぜる。

デュカをつくる
デュカをつくる

2アボカドの下準備

アボカドを3~4mmにスライスする。

アボカドの下準備

3パンの下準備

農民パンをトーストし、それぞれの片面に豆腐サワークリームを塗って皿にのせる。

パンの下準備
パンの下準備

4具をのせる

パンの上にスライスしたアボカドをのせ、オリーブオイル、ハチミツを全体にかける。

具をのせる

5仕上げる

デュカをのせ、燻製パプリカパウダー、レモンゼストをかける。燻製でないパプリカパウダーを使った場合は、燻製塩を最後に少々振りかけるのがお薦め。

仕上げる
仕上げる
完成
内観
朝から夜まで通し営業。店内外合わせて70席。禁煙。ナチュラルワインも豊富。
外観
六本木ヒルズのけやき坂通り沿いにある。テラス席もあり、ペットを連れた人の姿も見かける。

店舗情報店舗情報

ブリコラージュ ブレッド&カンパニー
  • 【住所】東京都港区六本木6丁目15‐1 けやき坂テラス1階
  • 【電話番号】03‐6804‐3350
  • 【営業時間】7:00~19:00(閉店) 金曜は~20:00(閉店) 土日祝は8:00~20:00(閉店)
  • 【定休日】月曜(祝日の場合は営業)
  • 【アクセス】東京メトロ「六本木駅」より5分

文:浅妻千映子 撮影:鈴木泰介

浅妻 千映子

浅妻 千映子 (食ライター)

大学卒業後、3年間のゼネコン勤務ののち、ライターに。雑誌やweb等で活躍。料理研究家としてレシピ開発も。著書に『江戸前握り』『パティシエ世界一』(光文社新書)など、レシピ本に『浅妻千映子キッチン』(ぴあ)、『ほめられレシピ』(主婦と生活社)がある。『東京最高のレストラン』(ぴあ)の審査員。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。