「ブリコラージュ ブレッド&カンパニー」のサンドとタルティーヌ
黄身がとろける"エッグベネディクト"

黄身がとろける"エッグベネディクト"

半熟卵のとろ〜り感に、オランディーズソースとマスタードソースという2種類のソースがかかるリッチな組み合わせ。アボカドとコンビーフが入るのがユニークで、まろやかな舌触りに食べる手が止まらない!東京・六本木にある人気パン屋「ブリコラージュ ブレッド&カンパニー」のサンドのレシピを大公開。休日に、ワインを添えて食べたくなる、目にも美味しいサンドとタルティーヌの数々をご紹介します。

”エッグベネディクト”のつくり方

口の生でまろやかに一つになる、半熟卵と2種類のソース。さらにはアボカドとコンビーフが加わって、まったり感とボリュームを出す。どっしりしたパンに支えられ、しっかりと食べ応えはあるものの、バターを使っていないので、軽やかにお腹に収まる一品だ。

目玉焼きの火入れが大切!
目玉焼きを半熟で仕上げるのが絶対。焼くときに蓋をするかしないかはお好みで。ナイフを入れたときにトロッとした黄身と、卵に重ねた2つのソースが混ざり合うイメージだ。

材料材料 (1枚分)

ブリコラージュブレッド1枚(厚さ2cm)(またはカンパーニュ)
豆腐サワークリーム20g
アボカド1/4個
コンビーフ25g
きゅうりのピクルス4枚
1個
★ オランディーズソース30g
・ 卵黄2個
・ 白ワインビネガー13g
・ マスタード60g
・ サラダ油108g
★ マスタードシードソース10g
・ マスタードシード22g
・ アップルビネガー40g
・ 蜂蜜20g
・ 濃口醤油10g
★ 玉ねぎピクルス5g(つくりやすい分量)
・ 玉ねぎ100g
・ 塩1g
・ 白ワインヴィネガー適量
黒胡椒少々
少々
クレススプラウト適量(なければブロッコリースプラウトなど)
オリーブオイル5g

1豆腐サワークリームをつくる

2マスタードシードソースをつくる

マスタードシードソースのすべての材料をよく混ぜる。

3オランディーズソースをつくる

卵黄、白ワインビネガー、マスタードをよく混ぜる。サラダ油を垂らしながら少しずつ入れ、その都度よく混ぜる(マヨネーズを作る要領で)。

4玉ねぎピクルスのつくる

玉ねぎをみじん切りにして、玉ねぎの重さの1%の塩を振って、15〜30分おく。出てきた水気を絞り、瓶などに入れてヒタヒタになる量の白ワインビネガーを入れる。翌日から使える。サンド以外にも、肉と合わせても美味しい。

玉ねぎピクルスのつくる

5パンとアボカドの準備

ブリコラージュブレッドを焼き、半分に切る。アボカドは5mm程度の厚さにスライスしておく。

6目玉焼きを焼く

フライパンで目玉焼きを焼く。必ず半熟に仕上げること。

目玉焼きを焼く

7パンにクリームを塗る

パンの片面に豆腐サワークリームを塗る。

パンにクリームを塗る

8具を重ねる

コンビーフ、きゅうりのピクルス、スライスしたアボカドの順に重ね、塩を振る。

具を重ねる

9目玉焼きとソースをのせる

目玉焼きをのせ、その上にオランディーズソースをかける。

目玉焼きとソースをのせる
目玉焼きとソースをのせる

10ソースを重ね、あしらいをのせる

さらにマスタードシードソースをかけ、仕上げに玉ねぎのピクルス、黒胡椒、クレススプラウトをのせる。

ソースを重ね、あしらいをのせる

11仕上げ

具ののっていないパンの縁の部分にオリーブオイルを回しかける。

完成
内観
朝から夜まで通し営業。店内外合わせて70席。禁煙。ナチュラルワインも豊富。
外観
六本木ヒルズのけやき坂通り沿いにある。テラス席もあり、ペットを連れた人の姿も見かける。

店舗情報店舗情報

ブリコラージュ ブレッド&カンパニー
  • 【住所】東京都港区六本木6丁目15‐1 けやき坂テラス1階
  • 【電話番号】03‐6804‐3350
  • 【営業時間】7:00~19:00(閉店) 金曜は~20:00(閉店) 土日祝は8:00~20:00(閉店)
  • 【定休日】月曜(祝日の場合は営業)
  • 【アクセス】東京メトロ「六本木駅」より5分

文:浅妻千映子 撮影:鈴木泰介

浅妻 千映子

浅妻 千映子 (食ライター)

大学卒業後、3年間のゼネコン勤務ののち、ライターに。雑誌やweb等で活躍。料理研究家としてレシピ開発も。著書に『江戸前握り』『パティシエ世界一』(光文社新書)など、レシピ本に『浅妻千映子キッチン』(ぴあ)、『ほめられレシピ』(主婦と生活社)がある。『東京最高のレストラン』(ぴあ)の審査員。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。