大庭英子さんの食べ飽きない定番レシピ
食感が最高!"イカそうめん"

食感が最高!"イカそうめん"

つんと鼻を抜けるわさびと生姜醤油が爽やかなイカの刺し身です。イカを自宅で捌けば、細くも太くも自由自在、食感もお好みに合わせられます。料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

イカの下処理

1胴を開く

イカの下処理
①胴から足とワタを引き抜いたらえんぺらを手で引っ張って胴からはずす。
イカの下処理
②皮をむきながらはずす。
イカの下処理
③胴に包丁をねかせて入れ、縦に切って胴を開く。

2皮をむく

皮の端を持ち、横に皮をむいていく。

皮をむく
キッチンペーパーを使うと楽チン!

“イカそうめん”のつくり方

文字どおりそうめんのように細く切ったイカの刺し身。幅3~5mmを目安に切りますが、太さは好みでOK。わさびもいいし、生姜醤油もおすすめ。

材料材料 (2人分)

イカ大1ぱい
★ 薬味
・ 大根適量(せん切り)
・ きゅうり適量(せん切り)
・ みょうが*1個(薄切り)
・ 青じそ4枚
・ 穂じそ、芽たでなど各適宜
・ 生姜適量(すりおろし)
・ わさび適量(すりおろし)
醤油適量

*縦半分に切り、さらに縦に薄切りにする。

1切る

胴の下端と上の先を少し切り落として長さを半分に切り、端から細切りにする。

切る
[ポイント]包丁を立てるようにして包丁の先で細く切っていきます。

2盛りつける

薬味とともに器に盛りつけ、醤油を添える。

盛りつける
[ポイント]数本をまとめて箸で持って盛りつけると作業しやすく、見栄えもよくなります。
完成

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の は」に掲載したものです。

手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“は”
手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“は”
A4変型判(88頁)
ISBN:9784833477734
2019年03月28日発売/ 770円(税込)

文:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。