大庭英子さんの食べ飽きない定番レシピ
自家製ポン酢が決め手の"ゆできのこのポン酢和え"

自家製ポン酢が決め手の"ゆできのこのポン酢和え"

柑橘の搾り汁と醤油を合わせただけの簡単自家製ポン酢は、香りが豊かです!ゆでたきのこにじんわり味が染み込んで、さっぱり美味しい一品です。料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“ゆできのこのポン酢和え”のつくり方

ポン酢は手元にある柑橘の搾り汁と醤油を合わせるだけ。香りが断然違います。

材料材料 (2~3人分)

きのこ正味200g(しめじ、生椎茸)
★ ポン酢(混ぜ合わせる)
・ 柑橘類の搾り汁または米酢小さじ2
・ 醤油小さじ2
七味唐辛子少々

1下準備

しめじは根元を切り落として食べやすく2~3本ずつほぐし、生椎茸は石突きを切り、軸のまま縦4等分に切る。

2ゆでる

鍋にきのこと水、塩各少々(ともに分量外)を入れて中火にかけて煮立ってきたら、蓋をして弱火で6~8分ゆでてザルにあげ、そのまま冷ます。

3和える

きのこの水気を絞ってボウルに入れ、ポン酢を加えて和え、器に盛って七味唐辛子をふる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の は」に掲載したものです。

手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“は”
手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“は”
A4変型判(88頁)
ISBN:9784833477734
2019年03月28日発売/ 770円(税込)

文:中村裕子 写真:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。