柑橘の搾り汁と醤油を合わせただけの簡単自家製ポン酢は、香りが豊かです!ゆでたきのこにじんわり味が染み込んで、さっぱり美味しい一品です。料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
ポン酢は手元にある柑橘の搾り汁と醤油を合わせるだけ。香りが断然違います。
きのこ | 正味200g(しめじ、生椎茸) |
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★ ポン酢 | (混ぜ合わせる) |
・ 柑橘類の搾り汁または米酢 | 小さじ2 |
・ 醤油 | 小さじ2 |
七味唐辛子 | 少々 |
しめじは根元を切り落として食べやすく2~3本ずつほぐし、生椎茸は石突きを切り、軸のまま縦4等分に切る。
鍋にきのこと水、塩各少々(ともに分量外)を入れて中火にかけて煮立ってきたら、蓋をして弱火で6~8分ゆでてザルにあげ、そのまま冷ます。
きのこの水気を絞ってボウルに入れ、ポン酢を加えて和え、器に盛って七味唐辛子をふる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の は」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:野口健志