大庭英子さんの食べ飽きない定番レシピ
みょうがを効かせた"キャベツときゅうりの即席漬け"

みょうがを効かせた"キャベツときゅうりの即席漬け"

材料を袋に入れて揉み込むだけの簡単漬物。みょうがでアクセントで、爽やかさがぐんとアップします。料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“キャベツときゅうりの即席漬け”のつくり方

みょうがを加えることで、格段に香りがよくなります。冷蔵庫で3日くらい保存可能です。

材料材料 (2~3人分)

キャベツ100g
きゅうり1/2本
みょうが1個
昆布(細切り)少々
小さじ1/2

1材料を切る

キャベツは幅3cmに切ってから長さ2cmに切る。きゅうりとみょうがは薄い輪切りにする。

2もみ込む

ジッパー付きの保存袋にキャベツ、きゅうり、みょうが、昆布を入れて塩も加える。袋の外から手でもんで塩を全体にまぶし、余分な空気を抜いて密閉する。

3漬ける

バットに置いてもう1枚バットを重ね、水を入れたボウルを重しにして2~3時間おいて漬ける。野菜の水気を絞り、器に盛る。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の は」に掲載したものです。

手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“は”
手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“は”
A4変型判(88頁)
ISBN:9784833477734
2019年03月28日発売/ 770円(税込)

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。