大庭英子さんの食べ飽きない定番レシピ
ほのかな甘味が美味!"大根と鶏手羽の煮物"

ほのかな甘味が美味!"大根と鶏手羽の煮物"

鶏手羽を使うことで、だしなしでも旨味たっぷりに仕上がります。肉を焼きつけて煮るだけの、お手軽おかずです。料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

”大根と鶏手羽の煮物”のつくり方

こっくり飴色の煮物は見ただけで食欲をそそります。ほろりと骨からはずれる鶏肉のおいしいこと、おいしいこと。骨つきの鶏肉でつくるのがポイントです。旨味たっぷりなので、だしも使わずに濃厚な味わいに仕上がります。使う素材が2つだけ、というのもうれしいですね。

大根と鶏手羽の煮物ひと口メモ
手羽は鶏の翼の部分の肉で、手羽元と手羽先に分かれます。付け根に近い部分が手羽元で、骨が太くて脂肪が少なく、淡泊な味わい。煮物やフライドチキンなどによく使います。一方、手羽の手羽元を除いた先の部分が手羽先です。細い骨と厚い皮があり、肉は少なめですが、旨味たっぷり。この料理はどちらでつくっても大丈夫。気楽に骨つき肉のおいしさを味わってください。

材料材料 (4人分)

鶏手羽元6本
大根1/2本(茎があるほう)
生姜1片
赤唐辛子1本
サラダ油大さじ1
大さじ3
2~3カップ
味醂大さじ2
砂糖大さじ1
醤油大さじ3

1下準備

鶏肉は室温にもどす。大根は厚さ2.5cmの輪切りにして皮を厚めにむき、縦半分に切る(半月切り)。大根の茎は長さ3cmに切る。生姜は皮をむいて薄切りにする。皮はとっておく。

下準備
皮を厚くむくのがやわらかく煮るポイント!

2焼きつける

鍋は油ならしをして中火にかけて熱し、鶏肉を入れて両面を焼きつける。

焼きつける
表面を焼きつけて、鶏肉の旨味を閉じ込めて!

3煮る

焼き色がついたら大根を加え、煮る。

煮る

4アクを取る

酒をふり入れ、水も加え、煮立ってきたら火を弱めてアクを取る。

アクを取る

5蓋をしてさらに煮る

生姜、生姜の皮、赤唐辛子を加え、蓋をして弱火で20~30分煮る。

蓋をしてさらに煮る

6さらに煮込み、仕上げる

中火にして味醂、砂糖、醤油を加えて再び煮立ってきたら、蓋をして弱火にし、途中上下を返して20分ほど煮る。大根の茎を加えてひと煮して器に盛る。

さらに煮込み、仕上げる
完成

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の ろ」に掲載したものです。

手ほどきdancyu 基本の ろ
手ほどきdancyu 基本の ろ
家庭の和食いろは
手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“ろ”

A4変型 判( 84 頁)
ISBN: 9784833477673
2019年02月27日発売 / 770円(税込)

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。