鍋いらず、包丁いらずの即興つまみ
ピリ辛が旨い"刺し身のわかめ蒸し"

ピリ辛が旨い"刺し身のわかめ蒸し"

わかめと一緒に蒸した白身は、ふんわり柔らか。中華風の味付けで、お酒にもご飯にも合う一品です。すぐに飲みたい!早く飲みたい!せっかちなあなたにぴったりの、あっという間の早業つまみのレシピを料理研究家の大庭英子さんに習いました。

“刺し身のわかめ蒸し”のつくり方

材料材料 (3~4人分)

白身魚の刺し身100g
わかめ10g(もどして40g)
大さじ1
豆板醤小さじ1/4
胡麻油大さじ1/2
少々
白煎り胡麻少々

1わかめを切る

わかめは水に5分ほど浸してもどし、水気を絞ってキッチンばさみで長さ3~4cmに切る。

2混ぜる

ボウルに刺し身を入れて酒、豆板醤、胡麻油、塩を加えて混ぜる。

3加熱する

耐熱の皿の中央に刺し身を平らに盛り、まわりにわかめをのせてラップをふんわりとかける。600Wの電子レンジで2分ほど加熱して胡麻をふる。

完成
豆板醤と胡麻油で中華風に。

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、「技あり!dancyu おつまみ」に掲載したものです。

技あり!dancyuおつまみ
技あり!dancyuおつまみ
A4変型 判( 96 頁)
ISBN: 9784833477208
2018年07月31日発売 / 864円(税込)

文:中村裕子 撮影:野口健司

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。