大庭英子さんの食べ飽きない定番レシピ
ルウを使わずサラリと食べる"ポークカレー"

ルウを使わずサラリと食べる"ポークカレー"

ルウを使わず、カレー粉と野菜でつくるサラリとしたポークカレーです。下味にもカレー粉を使い、はっきりとした味わいに仕上げます。料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“ポークカレー”のつくり方

老若男女、カレーは万人に愛される国民食。レトルトから缶詰、各種のルウ、スパイスセットなどいろいろなカレーアイテムが出ていますが、家カレーにお薦めなのはじゃがいもとにんじんがゴロゴロ入ったポークカレー。旨味出しは玉ねぎとトマト。スパイスはカレー粉と赤唐辛子。シンプルでつくりやすいレシピですが、市販のルウを使わないからサラリ&スッキリ味に仕上がります。

[ポークカレーひと口メモ]
万能スパイスのカレー粉はメーカーによって辛さや香りが違います。ターメリックや唐辛子、コリアンダーなど数十種類のスパイスを組み合わせてつくられているので、その配合や分量によ って個性が出ているというわけ。スパイスのプロが研究に研究を重ねてブレンドしているから複雑な風味がつくれるのです。カレー粉、万歳! カレー粉、ありがとう!

材料材料 (4人分)

豚肩ロース肉300g(塊)
豚肉の下味用
・ 塩小さじ1/4
・ カレー粉小さじ1
玉ねぎ小2個
にんにく1片
にんじん1本
じゃがいも4個
トマト1個
おろし生姜小さじ1
3カップ
サラダ油大さじ3
バター大さじ2
カレー粉大さじ3
ローリエ1枚
赤唐辛子1本
小さじ1
温かいご飯適量
ゆで卵2個
らっきょう適量(好みで)
福神漬け適量(好みで)

1下味をつける

豚肉は3cm角に切り、塩、カレー粉を手で混ぜてまぶし、10分ほどおく。

下味をつける

2玉ねぎをカットする

玉ねぎ、にんにくはみじん切りにする。トマトは横半分に切り、種を取り、1cm角に切る。

玉ねぎをカットする

3にんじんをカットする

にんじんは皮をむいて縦4等分に切 り、幅2~3cmに切る。

にんじんをカットする

4じゃがいもを水にさらす

じゃがいもは皮をむいて半分に切り、さらに4等分に切り、10分ほど水にさらして水気をきる。水にさらすと余分なでんぷんが洗い落とされ、ムラなく火が通る。

じゃがいもを水にさらす

5玉ねぎを炒める

鍋にサラダ油大さじ1を熱して玉ねぎ、にんにくを入れて炒める。

玉ねぎを炒める

6茶色になるまで炒める

しんなりしたら、蓋をして弱火で20~30分、途中混ぜながら、茶色になるまでよく炒める。

茶色になるまで炒める

7肉を焼く

フライパンにサラダ油大さじ2を熱し、豚肉を入れて中火で全体に焼き色がつくまで炒め、鍋に移す。

肉を焼く

8カレー粉を加える

カレー粉を加えて混ぜ、トマト、生姜、水、塩小さじ1/2を加えて混ぜてローリエ、赤唐辛子を入れる。煮立ってきたら、蓋をして弱火で20~30分煮込む。

カレー粉を加える

9野菜を加える

フライパンにバターを溶かしてにんじん、じゃがいもを加えて炒め、鍋に加える。

野菜を加える

10仕上げ

煮立ってきたら蓋をして弱火で10分煮る。にんじんがやわらかくなったら塩小さじ1/2を加えて5~6分煮る。器にご飯を盛ってカレーをかけ、縦半分に切ったゆで卵、らっきょう、福神漬けを添える。

仕上げ
蒸し焼きにする

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の い」に掲載したものです。

手ほどきdancyu 基本の い
手ほどきdancyu 基本の い
家庭の和食いろは
手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“い”

A4変型判(88頁)
ISBN:9784833477628
2019年1月28日発売/770円(税込)

文:中村裕子 写真:鈴木泰介

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。