
旬を迎えるピーマンを丸ごと使って食べ応え十分な肉詰め。甘辛い照り焼きはコクもよく出て、ご飯との相性が抜群!塩味をつくる塩、醤油、味噌の3つを軸に、余分な調味料を省いた「これで決まり」の引き算料理を料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
夏のピカピカピーマンの丸ごと焼き。挽き肉だねをみっちり詰め込みました。甘辛いたれがからんでおいしさ絶好調。ご飯がすすみます。
| ピーマン | 6個 |
|---|---|
| ★ 挽き肉だね | |
| ・ 豚挽き肉 | 250g |
| ・ 長ねぎ | 大さじ4(みじん切り) |
| ・ 生姜 | 小さじ1/2(すりおろし) |
| ・ 酒 | 大さじ2 |
| ・ 醤油 | 大さじ1/2 |
| ・ 水 | 大さじ2 |
| サラダ油 | 大さじ1 |
| 酒 | |
| ★ たれ | |
| ・ みりん | 大さじ2 |
| ・ 砂糖 | 大さじ1/2 |
| ・ 醤油 | 大さじ2 |
ピーマンは包丁の先をへたのまわりに入れ、へたを取る。指を入れてワタをつぶし、へたの部分を下にしてワタと種を取り出す。


ボウルに挽き肉だねの材料をすべて入れ、手で粘りが出るまで混ぜる。
ケーキ用の使い捨ての絞り袋(厚手のビニール袋でも可)に挽き肉だねを入れ、ピーマンのへたの部分から絞り入れる。

フライパンにサラダ油を熱してピーマンを入れて両面を焼き、蓋をして弱火で8~10分蒸し焼きにする。酒をふり、たれの調味料を入れて中火でフライパンを揺すりながら、全体にたれをからめる。



身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、「四季dancyu 夏のレシピ」に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:竹内章雄