コクたっぷりのいり卵があれば肉がなくても満足度抜群!大ぶりに仕上げてテーブルも賑やかに。毎日でも食べたい卵のおかず。実はマヨネーズを入れるとふわふわに仕上がるんです。さらにマヨネーズが生クリームやだし汁の代わりになるから、旨味とコクも申し分なし。手間が大幅に省けて、ちゃんとおいしい卵料理を料理研究家の大庭英子先生に習いました。
地味になりがちな炒め物が、いり卵効果でバッチリ元気色に。大ぶりのいり卵でつくると、さらに見栄えがよくなります。
★ いり卵 | |
---|---|
・ 卵 | 3個 |
・ マヨネーズ | 大さじ2 |
・ サラダ油 | 大さじ1 |
きくらげ | 50g(もどして) |
もやし | 250g |
万能ねぎ | 25g |
サラダ油 | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/4 |
胡椒 | 少々 |
きくらげはたっぷりの水に30分ほど浸してもどし、石突きを切って食べやすく切る。
もやしはできればひげ根を取り、水で洗って水気をきる。万能ねぎは長さ3cmに切る。
ボウルに卵を割りほぐしてマヨネーズを加え、泡立て器で混ぜる。
フライパンにサラダ油を中火で熱して卵液を流し入れ、大きく混ぜていり卵をつくり、取り出す。
フライパンにサラダ油を熱してきくらげ、もやし、万能ねぎを入れ、強火でさっと炒める。酒をふり入れ、塩、胡椒を加えて調味する。
いり卵を戻して炒め合わせる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 撮影:野口健志