感激!ふんわり卵料理
冷めてもしっとりやわらかい"卵焼き"

冷めてもしっとりやわらかい"卵焼き"

濃厚な味わいは、だし汁の代用として使うマヨネーズの効果です!やわらかさもキープします。毎日でも食べたい卵のおかず。実はマヨネーズを入れるとふわふわに仕上がるんです。さらにマヨネーズが生クリームやだし汁の代わりになるから、旨味とコクも申し分なし。手間が大幅に省けて、ちゃんとおいしい卵料理を料理研究家の大庭英子先生に習いました。

“卵焼き”のつくり方

マヨネーズをだしとして使うだけでなく、卵色がさらに鮮やかに仕上がるのもその効果。卵に張りが出るので、初心者でも形づくりに苦労しません。冷めてもしっとりとしているのでお弁当にも最適です。

材料材料 (2人分)

★ 卵液
・ 卵3個
・ マヨネーズ大さじ2
・ 水大さじ2
大根150g
サラダ油少々
醤油少々

1卵液をつくる

ボウルに卵を割りほぐし、マヨネーズと水を加えてよく混ぜる。

2焼く

卵焼き器にサラダ油を熱して1の卵液の1/3量を流し入れてかき混ぜ、半熟状になったら、向こうから手前に巻き込む。卵焼きを向こう側に寄せる。薄く油をひいて残りの卵液の1/2量を流し入れ、卵焼きの下にも流し入れて手前に巻き込む。この作業を繰り返して卵焼きをつくり、取り出す。

3大根の下準備

大根は皮をむいてすりおろし、軽く水気を絞る。

4仕上げる

卵焼きを食べやすい大きさに切って器に盛り、大根おろしをのせて醤油をかける。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

技ありdancyu『マヨネーズ』
技ありdancyu『マヨネーズ』
グラタン、ピカタ、マヨ鶏、マヨソテー、卵焼き、洋風茶碗蒸し、フリッター、海老マヨ、チキン南蛮、レタス巻きなどなど69品。マヨネーズの旨さを生かす傑作レシピに加えて、料理をおいしくするその機能性に着目した新発見レシピを集めました。
A4変型判(88頁)
ISBN:9784833476393
2017年10月28日発売/864円(税込)

文:中村裕子 撮影:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。