濃厚な味わいは、だし汁の代用として使うマヨネーズの効果です!やわらかさもキープします。毎日でも食べたい卵のおかず。実はマヨネーズを入れるとふわふわに仕上がるんです。さらにマヨネーズが生クリームやだし汁の代わりになるから、旨味とコクも申し分なし。手間が大幅に省けて、ちゃんとおいしい卵料理を料理研究家の大庭英子先生に習いました。
マヨネーズをだしとして使うだけでなく、卵色がさらに鮮やかに仕上がるのもその効果。卵に張りが出るので、初心者でも形づくりに苦労しません。冷めてもしっとりとしているのでお弁当にも最適です。
★ 卵液 | |
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・ 卵 | 3個 |
・ マヨネーズ | 大さじ2 |
・ 水 | 大さじ2 |
大根 | 150g |
サラダ油 | 少々 |
醤油 | 少々 |
ボウルに卵を割りほぐし、マヨネーズと水を加えてよく混ぜる。
卵焼き器にサラダ油を熱して1の卵液の1/3量を流し入れてかき混ぜ、半熟状になったら、向こうから手前に巻き込む。卵焼きを向こう側に寄せる。薄く油をひいて残りの卵液の1/2量を流し入れ、卵焼きの下にも流し入れて手前に巻き込む。この作業を繰り返して卵焼きをつくり、取り出す。
大根は皮をむいてすりおろし、軽く水気を絞る。
卵焼きを食べやすい大きさに切って器に盛り、大根おろしをのせて醤油をかける。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 撮影:野口健志