これはまさに、カツオのたたきの如し!ホタテにもほどよく半生に火が入っていて、生姜やみょうがを刻んだ香味ダレがスモーキーな香りに合います。開放感たっぷりの外で飲むお酒、味わうごはんは気持ちいいし、美味しいですよね。そんな「外ごはん」のために、東京・清澄白河の中華「O2」の大津光太郎さんが本気で考えた、オープンエアな美味レシピをご紹介します!
「よだれ鶏」のゆで鶏や、水きりした豆腐なども燻製にお薦め。ジャスミン茶の代わりにほかの中国茶を使っても、また違った香りが楽しめる。
カツオ(刺身) | 400g(1サク) |
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ホタテ貝柱 | 4個(刺身) |
A | |
・ 米 | 20g |
・ 砂糖 | 20g |
・ ジャスミン茶の茶葉 | 2g |
[タレ] | |
醤油 | 大さじ2 |
酢 | 大さじ2 |
砂糖 | 大さじ1 |
胡麻油 | 大さじ1 |
太白胡麻油 | 大さじ1 |
ラー油 | 小さじ1 |
赤玉ねぎ | 40g(みじん切り) |
にんにく | 3片分(すりおろし) |
みょうが | 1個分(みじん切り) |
生姜 | 10g(みじん切り) |
ディル | 10g(細かく刻む) |
アルミホイル(25cm四方)の四隅を内側に折り込み、縁高の丸いお盆のように成形する。Aをよく混ぜて敷く。
中華鍋を強火にかける。カンカンに熱くなったら1を置く。
煙が出始めたら、火を弱めて円形の網を渡す。カツオ、ホタテを網の上に置き、アルミホイルをかぶせて、煙を逃さないように手早く密閉する。2分ほど燻したら出来上がり。カツオは厚さ1cmに切り、ホタテは2等分に切る。
器に3を盛り、好みの野菜類(ベビーリーフ、グレープフルーツ、ラディッシュ、ディルなど、すべて分量外)を添える。[タレ]の材料を混ぜ合わせてかける。
中国料理の名店「トゥーランドット臥龍居」で研鑽を積み、2018年、東京・清澄白河に開業。
この記事は「dancyu アウトドアクッキング 外でもおいしく!」に掲載したものです。
写真:キッチンミノル 構成:編集部