缶詰で出来るホットサンドレシピ!
甘じょっぱさにほっこり"クリーム(チーズ)ぜんざい風あずきサンド"

甘じょっぱさにほっこり"クリーム(チーズ)ぜんざい風あずきサンド"

舌ざわりなめらかなロールパンは甘味系ホットサンドにお薦め!具の塩昆布が、ゆであずきの甘さを引き立てます。今回は好きが高じて、愛好家の倶楽部までつくってしまった「ホットサンド倶楽部」部長の大林千茱萸さんに、缶詰をテーマとしてそのとっておきのつくり方を習いました。

“クリーム(チーズ)ぜんざい風あずきサンド”のつくり方

ほっこり和む甘味サンド、クリーム(チーズ)ぜんざい。ゆであずきを挟んだ甘味系。食パンのみならず、ロールパンでもバンズでも、なんならクロワッサンでもホットサンドになりうるのだ。

材料材料

ロールパン1個
★ 具
・ ゆであずき
・ クリームチーズスライス
・ 塩昆布
・ レモン
缶詰
北海道十勝産のあずきと十勝産ビートグラニュー糖(てんさい糖)でつくるつぶ餡のゆであずき。

1パンとレモンをカットする

ロールパンを上下二つに切る。レモンは皮をむき、スライスして1枚を1/12枚ぐらいの大きさに切る。

2具を盛る

ベースのパンにゆであずきを盛り、塩昆布、1のレモンをのせる。

ベースのパン
ベースのパン。塩昆布とレモンが甘さを立たせます。
フタのパン
フタのパン。ロールパンもホットサンドに!

3焼く

フタのパンにクリームチーズをのせ、かぶせて焼く。

完成
ロールパンは舌ざわりなめらかで口溶け抜群。密着具合と芯まで温かいのはホットサンドならでは。

教える人

大林千茱萸 「ホットサンド倶楽部」部長

大林千茱萸 「ホットサンド倶楽部」部長

フランス料理と国際儀礼のテーブルマナー講師。映画監督・大林宣彦氏を父にもち、自身も映画『100年ごはん』を監督・脚本。著書に『こんがり!ホットサンドレシピ100』、『ホットサンド倶楽部』(ともにシンコーミュージック・エンタテインメント)など。

※この記事の内容は、「技あり!dancyu缶詰」に掲載したものです。

技あり!dancyu 缶詰
技あり!dancyu 缶詰
A4変型判(96頁)
2020年10月13日発売/800円(税抜き)

文と構成:沼由美子 撮影:吉澤健太

沼 由美子

沼 由美子 (ライター・編集者)

横浜生まれ。バー巡りがライフワーク。とくに日本のバー文化の黎明期を支えてきた“おじいさんバーテンダー”にシビれる。醸造酒、蒸留酒も共に愛しており、フルーツブランデーに関しては東欧、フランス・アルザスの蒸留所を訪ねるほど惹かれている。最近は、まわれどまわれどその魅力が尽きることのない懐深き街、浅草を探訪する日々。