さわやかな食べ心地の主菜&副菜レシピ
生姜がピリリと弾ける"豚の生姜巻き照り焼き"

生姜がピリリと弾ける"豚の生姜巻き照り焼き"

豚肉で巻いた生姜の食感がシャキシャキと心地よい一品です。さっぱりとしたおかずにお薦めです。いつでも食べたい定番の主菜と副菜のレシピを軽やかに仕上げるコツを、料理研究家の大庭英子さんに教わりました。

“豚の生姜巻き照り焼き”のつくり方

生姜焼きと違い肉で巻くことでごちそうな雰囲気も出る“豚の生姜巻き照り焼き”。甘辛の豚肉と生姜が相性抜群です。フライパンに残ったたれも旨味たっぷりなので最後の仕上げにお忘れなく。

材料材料 (つくりやすい分量)

豚ロース肉4枚(生姜焼き用)
生姜20g(せん切り)
片栗粉適量
サラダ油小さじ1
大さじ2/3
★ たれ(混ぜ合わせる)
・ みりん大さじ1/2
・ 砂糖小さじ1
・ 醤油大さじ1

1豚肉の下ごしらえ

まな板に豚肉を縦長に並べ、手前に生姜を4等分にしてのせ、手前から巻き込む。

2焼く

フライパンにサラダ油を熱し始め、1の豚肉に片栗粉を薄くふり、余分な粉を落として巻き終わりを下にして入れる。弱めの中火で全体に焼き目をつけ、蓋をして弱火で2分ほど蒸し焼きにする。

3酒とたれを加え、焼く

余分な油をキッチンペーパーで拭き取り、火を弱めて、酒をふり、たれを加えてフライパンを揺すりながら、からめる。

4盛りつける

生姜巻きを取り出して半分に切り、器に盛ってフライパンに残ったたれをかける。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

この記事は四季dancyu「夏のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 夏のキッチン
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A4変型 判( 120 頁)
2020年06月11日発売 / 1,100円(税込)

構成:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。