さわやかな食べ心地の主菜&副菜レシピ
卵で巻いた一口つまみ"餃子のあんの卵巻き焼き"

卵で巻いた一口つまみ"餃子のあんの卵巻き焼き"

餃子のあんと卵焼きは相性抜群!餃子のあんが余ったら、卵でくるっと一巻き。ビールにぴったりのおつまみです。いつでも食べたい定番の主菜と副菜のレシピを軽やかに仕上げるコツを、料理研究家の大庭英子さんに教わりました。

“餃子のあんの卵巻き焼き”のつくり方

あら、あんが余っちゃったわ、というときは薄焼き卵であんをくるくる巻いて香ばしく焼き上げます。一口サイズに切り分ければ、軽やかなおつまみに。

材料材料 (2人分)

餃子のあん120g
2個
サラダ油少々

1薄焼き卵をつくる

卵はボウルに割りほぐす。直径22〜24cmのフライパンにサラダ油を薄く塗り、中火に熱して卵液の1/2量を流し入れ、表面が少し乾いてきたら菜箸を薄焼き卵の下に回し入れ、持ち上げて裏に返して中火で5〜10秒焼き、取り出す。もう1枚も同様に焼く。

2餃子のあんを薄焼き卵で巻く

餃子のあんを等分にして棒状にし、薄焼き卵に横長に置き、手前から巻き込む。

3焼く

フライパンに2の巻き終わりを下にして入れ、途中全体を転がしながら蓋をして弱火で5〜6分焼き、食べやすく切る。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

この記事は四季dancyu「夏のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 夏のキッチン
四季dancyu 夏のキッチン
A4変型 判( 120 頁)
2020年06月11日発売 / 1,100円(税込)

構成:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。