さわやかな食べ心地の主菜&副菜レシピ
甘辛味がたまらない"豚の生姜焼き"

甘辛味がたまらない"豚の生姜焼き"

誰もが大好きな甘辛味のタレでキャベツもぐんぐん進みます!いつでも食べたい定番の主菜と副菜のレシピを軽やかに仕上げるコツを、料理研究家の大庭英子さんに教わりました。

“豚の生姜焼き”のつくり方

甘辛い豚肉の相棒はキャベツのせん切りが定番。たれの味がからんだおいしさは絶品だから、たっぷり添えてください。肉に片栗粉をまぶして焼けば、味がしっかりからんで、肉はふっくら。下味をつける手間も省けます。

材料材料 (2人分)

豚ロース肉8枚(250~300g)(生姜焼き用)
片栗粉適量
サラダ油大さじ1
大さじ2
★ たれ(混ぜ合わせる)
・ みりん大さじ2
・ 砂糖大さじ1/2
・ 醤油大さじ2
生姜大さじ1/2(すりおろし)
キャベツ200g(せん切り)

1豚肉とキャベツの下ごしらえ

豚肉はまな板に広げて置き、脂と身の間にある筋を包丁の先で切る。キャベツは冷水にさらしてパリッとしたら、ザルにあげて水気をきる。

豚肉とキャベツの下ごしらえ

2豚肉に片栗粉をまぶす

豚肉全体に片栗粉をまぶし、両手ではたきながら余分な粉を落とす。

豚肉に片栗粉をまぶす

3豚肉4枚を焼く

フライパンにサラダ油大さじ1/2を熱して豚肉4枚を並べ入れ、強めの中火で両面を色よく焼きつけて取り出す。

豚肉4枚を焼く

4残りの豚肉を焼く

残りも同様に焼き、取り出した豚肉を戻し入れる。

残りの豚肉を焼く

5たれを加える

火を弱め、酒を全体にふってたれを回し入れる。

たれを加える

6生姜を加え、仕上げる

生姜を加えてフライパンを揺すりながら、混ぜてからめる。器にキャベツとともに盛る。

生姜を加え、仕上げる
完成

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

この記事は四季dancyu「夏のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 夏のキッチン
四季dancyu 夏のキッチン
A4変型 判( 120 頁)
2020年06月11日発売 / 1,100円(税込)

構成:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。